駄目だ、この時代の人はどうして、
死を恐れないのだろうか。
殺すと言われて、何故動揺しないのだろうか
…… 理解出来ぬ
花の呼吸で唯一、あまり人を傷つけずに済む技
やはり、人間に刃を向けるのは気が気じゃないですね
むかしむかし、大昔
夜は大正時代であっただろうか。
鬼という人を喰らう生き物が存在した。
夜は残酷であり、鬼になるもの喰われるもの
家族を亡くすもの、友人を亡くすもの
その他大勢、様々な人がいたという。
その中で、正義を貫いたという"鬼殺隊"という
非公式な組織が存在した。
鬼殺隊はその名の通り、鬼を殺す隊士達の組織
人は死に、老いる、失う、
それらに恐れた者どもが、または強制的な者共か
死を恐がったものなどが次々に鬼へと変化した
人には様々な過去があるものだ
コイツは人を食う
人の人生を食うんだよ
肉体なんかじゃないもっと残酷だ
人の希望を自分の危ういような理由で、
そんな理由で、食うてしまうのだから
なんでまだ世は変わらない、
どうしてあんなに人が死んだのに
夜はもっと悲惨になっているのだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。