第3話

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2020/06/06 06:56






「ん……」

《あ!あなたちゃん起きた?大丈夫??!》

「いったぁぁい…」

《ちょっとまってて!私先生呼んでくるよ!》

起きるとそこは白い壁にカーテンにベッド

私は保健室に来たようで

後頭部がズキズキと痛む
🐹「あなたさん大丈夫?気分は悪くない?」
「頭痛いだけです」

🐹「吐き気とか目眩は?大丈夫?」

「はい」

🐹「どうして保健室に居るかも分かるかな?」

「はい、体育でボールにぶつかって倒れて」

🐹「うん、特に問題なさそうだね。頭触るよ?」

保健医のソクジン先生が私の後頭部に手を回してボールが当たったであろう場所を軽く押した

「いたっ……」

🐹「結構おっきいタンコブできちゃってるね…ちょっと待ってて氷水持ってくるよ」

🐹「はい、これもってて」

「ありがとうございます…」

ひんやりした氷が熱をもつ傷を冷やしてゆく

🐹「この後どうする?教室もどる?まだ休みたいなら居ても大丈夫だよ」

「あ、あと1時間だけ」

🐹「わかった。担任にはそう伝えとくね」

正直な所こんなに頭痛いのに授業に集中できないだろうし休ませて貰うことにした

ソクジン先生は職員室に行くと保健室から出ていったのを見送りベッドに横になった
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