先生に持ってって って言われたノート
クラスの全員分あるからさすがに重いな〜
何気教室まで遠いし🙁
なんて思いながらも教室まで持っていく。
こういうときに限って
同じ日直の子は休みだし、
こんなことなら星に来てもらえば良かったな
そんなこんなでゆっくり歩いてたら
後ろから先生が来た。
佐藤『あれ?ナギ!ごめん重かった?』
凪南『あー先生。重いですよ!』
佐藤『ごめんなー😰半分持つわ』
凪南『ありがとーございます!』
てかあとから来るなら最初から来てくれればよかったのに笑笑
まあいいけどね?
佐藤『あ、凪南見たぞ』
凪南『?』
佐藤『1年の時のお前の数学の成績』
凪南『え、なんでですかやめてくださいよ』
佐藤 ニヤニヤ
凪南『めっちゃ悪かったでしょ?笑』
佐藤『めーっちゃ悪かった笑』
凪南『もーほんとに数学は出来ないんです』
いや、ほかもできないけど笑
佐藤『大丈夫だよ俺が教えてあげるから
なんでも聞きに来な星も一緒に』
凪南『ありがと』
そんな適当な話をしてたら教室についた
佐藤『凪南、ノートありがとな!』
凪南『どーいたしまして!こちらこそ
持ってくれてありがとうございまし
た笑』
星 『あー!ナギー!おかえり!』
凪南『ただいま』
星 『大丈夫だったー?』
凪南『やっぱ来てもらえばよかった笑
ノート重かったんだよね』
星 『そうだったのか!無事持ってこれて
よかったね』
凪南『せんせーが半分持ってくれたから大丈
夫!ありがとね!!』
星 『そっかーなら良かったね!
てかりっくん優しいねぇ』
凪南『うんー』
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今日は朝から数学の授業で
次が社会
現代文
さんざん眠くならせた後で体育
だれだ?予定決めたの(((
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。