第10話

9話
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2018/08/29 09:15



『ただいま~』



🦁「おかえりんご~!」



『ねぇお兄ちゃん……』



🦁「ん?な~に?」



『お兄ちゃんってさ…ぐく君と仲いいんでしょ?』




🦁「あぁ、うん!それが?」






『なんで親しくなったの?』








🦁「あぁ……そういうこと……」






お兄ちゃんは私の言葉を聞くと何かに納得したように頷きながらそういうと









今度は少し口角をあげて








🦁「これは、男と男の秘密です~」




とかいってお兄ちゃんの食べかけのみかんゼリーを私の口に無理矢理いれてくる。







🦁「はいっ!お兄ちゃんのみかんゼリーあげたから、この話はこれでおしまいッ♡」




ニコニコしながらまたいつものお兄ちゃんみたいになったかと思えば今度はいつもとは違う顔になり










私のことをお兄ちゃんの膝のところに乗せてきて









🦁「お兄ちゃん……あなたみたいな女の子が好きだなぁ」




とか言いながらさっきから私の太ももをスリスリとしてくる。






『……なにやってんの』






🦁「ンフフ笑ほんとに僕の妹って感じだなぁ笑笑」






そう言ってから私の肩に顔をのせて








🦁「ちょっと寝る………」とかいっちゃうお兄ちゃん。











そんな時お兄ちゃんのスマホから着信音が









見るとそれはどうやら









ぐく君からのものだった










私は欲に負けて










電話にでた









すると








🐰「テヒョニヒョン、今日空いてますか?僕ヒョンと遊びたすぎてやばいんですよ笑笑」







ぐく君からは聞いたことの無い声が聞こえた








それは私がしってるぐく君じゃなく









完全に ちょんじょんぐく の声だった。








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