『ねぇ、じょんぐく君』
🐰「はいッ!なんでしょう!」
あ、敬語なのね笑笑
『なんで眼鏡……今はつけてないの?』
🐰「学校に朝早く来ていつも寝てるんですが、その時眼鏡があると少し邪魔で……」
『あぁ、そうなんだ。』
🐰「あっ!もしかして変でしたか?!」
そう言って心配そうな顔をするじょんぐく君。
いや、違うんだ。
ただただ今のぐく君が可愛すぎて頭に内容が入ってこないよって( ˙-˙ )
『ううん、逆に眼鏡外してた方がかっこいいよ笑笑』
🐰「あ、そうですか……なんか、照れますね笑笑」
そう言って鼻のあたりを触り始めるぐく君。
もしかして、照れると鼻のあたり触るのかな……
とか、考えてる私変態じゃね( ˙-˙ )とか思ったりして。
🐰「そういえば、この時間いつも僕だけなのに今日早いんですね笑笑」
『まぁね笑笑今日はなんか早く起きちゃったから笑笑』
🐰「そうですか笑笑でも、朝早く学校に来ると優越感がありますよね!」
そう言ってニコッて笑ってみせるぐく君。
いや、今の君は何をしても愛おしいよって( ˙-˙ )
『うん、そうだね笑笑』
なんて言ってるけど、本当は心に余裕がないあなたちゃん。
🐰「あ~、もうそろそろで結構な人来る時間ですね笑笑」
『そうなんだ笑笑』
🐰「はい、いつもこの時間に来てるので」
『それじゃあ私もこれからこの時間に来ようかな~……なんて笑笑』
🐰「………ほんとですかッ?!」
え、なんでそんなに嬉しそうに見てくるの、え?( ˙-˙ )
なんか……
兎みたい( ˙-˙ )
『う、うん笑笑』
思わず うん と言ってしまった。
🐰「あぁ、今日の僕はついてるな~!」
めっちゃ嬉しそうにするぐく君。
🐰「それじゃあ僕達………」
🐰「友達になりませんか?」
うん、かわいいよね、うん
『うん、いいよ!今日からぐく君と友達だよッ!』
🐰「それじゃあ僕のことはぐくって呼んでください!」
『あ、うん!ぐく……?』
🐰「はいッ!」
そう言って嬉しそうにするぐく君はまさに兎。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。