リクエスト_嫉妬
『太志~ねーえーっ』
横でスマホをいじっている太志を呼ぶが、見向きもしない
もー、そろそろおこるよー、、
ほっぺをつんつんとつついてみる
太志「なんだよ笑笑」
こっちを見て笑って、またスマホに目を向ける
『ねぇねぇ』
今度はもう見向きもしなくなった
もう怒ったぞ。太志め。あほ。
仕返ししてやるぅ、、
私は全日本男子バレーの動画を
太志の横でずっと見ている
『きゃー!関田さんないっさ〜!』
『石川くん今日も大活躍だなぁ߹ㅁ߹) ♡』
『えっえっ藍くんないすバックアタック!!!』
『やま可愛い、、』
みんなが点を決める度にキャーキャー騒ぐ()
ほんとみんなかっこいいのよ、、
心臓持ってかれちゃうよ??
『マサさんないっさーすぎる、、、』
太志「………ねぇあなた」
『わっ!有志くんアタックすごい、、ᵒ̴̶̷̥́~ᵒ̴̶̷̣̥̀ ♡』
太志「…あなた」
『えぇなにこれ清水さんテクニカルゴリ?w』
太志「こら。」
『まってまって、智大くんめっちゃ拾うじゃん』
太志「おい」
チュッ
太志は私のスマホを取り、唇を重ねてくる
『んんっ、、、』
太志「俺以外の人褒めすぎ、俺も褒めてよ」
『…だって太志が構ってくれないんだもん。』
太志「ごめん、、でも俺すっごい嫉妬した」
『、、嫉妬したの、?』
太志「…みんなにめっちゃ褒めてるし、、俺の名前出てこないし」
可愛いかよ太志……
『ごめんね太志。太志が名前よんでも振り向いてくれなかったから仕返ししてやろうって思って』
太志「…ばか、笑」
ギュッ
『へへ、大好きだよ太志』
太志「俺も」
Fin
リクエストありがとうございました😊
またリクエスト待ってます ~ ᵒ̴̶̷̥́~ᵒ̴̶̷̣̥̀ ♡
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!