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第2話

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2019/06/18 09:30

* opening *





私たちはいつでも一線引いて歩いていた



ぐ く
ぐ く
このアイスうまい
み -
み -
え、美味しそう
み -
み -
いいなー、たべたい



「幼馴染だから、普通」それが通用しない



ぐくは、幼少期からモテていたから 。



そんなことできなかった。



ぐ く
ぐ く
自分で買えば
み -
み -
そうだね



.またある時は 。


み -
み -
雷嫌い怖い
ぐ く
ぐ く
俺も
み -
み -
うちいま親いない
ぐ く
ぐ く
あー、どんまい 。




最後に「家おいでよ!」って言われたの




いつだっけ。




記憶にすらない。



み -
み -
つらい
ぐ く
ぐ く
ん、なんか奢るよ



あったかい幼馴染の



ハグ____なんて 。



そんな"トクベツ"もない



周りのこと同じようで、違う



ある意味ぐくは



私を女としてみていなかったかもしれない。



幼馴染同士が恋に落ちるなんて、そんな恋愛ない



ほぼ、奇跡。





ぐ く
ぐ く
俺あなたと付き合う気ない
み -
み -
ですよね 。
ぐ く
ぐ く
うん。




その日はいつもより何歩か遠い別れだった 。












* openingend *

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