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第67話

いじわる王子とメイド
私たちは進級し、高校二年生になった。


なったと同時に玲於は出ていった


彩葉ちゃんと

最月の豪邸の近くに新しい一戸建てを建てた。
そこに2人は同棲し始めた



私は、その間何も出来なかった。
ただ、笑顔で“じゃあね“と言うことは出来たけど


私の心は満たされなかった
中務あなた
中務あなた
じゃあ、行こっか。
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
うん!!
白濱亜嵐
白濱亜嵐
行ってくるー!
片寄涼太
片寄涼太
行ってきます。
数原龍友
数原龍友
隼ー?
小森隼
小森隼
ん?
数原龍友
数原龍友
言い忘れてたけど、制服。似合ってる
小森隼
小森隼
……ありがとう
関口メンディー
関口メンディー
本当にいいんですか。私が送らなくても
白濱亜嵐
白濱亜嵐
メンさんは心配性だな~。大丈夫!!
中務あなた
中務あなた
それじゃあ、行きますね
関口メンディー
関口メンディー
お気をつけて
行ってらっしゃい


バタンとドアが閉まる。
数原龍友
数原龍友
メンさん…やっぱり、寂しいんだろ
関口メンディー
関口メンディー
はい…仕事が減っちゃいましたからね…
数原龍友
数原龍友
じゃあ、俺を大学まで送って~
関口メンディー
関口メンディー
嫌です
数原龍友
数原龍友
…………


そんなやり取りが聞こえて、微笑んでしまう

龍友は大学生になった。
元々、成績がいいので凄く頭のいい大学に入って。サークルなど大忙しだ。


涼太と亜嵐は高校三年生

これから受験シーズンに入るから亜嵐が焦っていた。
涼太は余裕そう



私、伶菜、そして玲於、彩葉さんは高校二年生。

私、伶菜、北人、樹で同じクラスになれて嬉しかった。

彩葉ちゃんとクラスが離れて本音は少し安心


隼君は中等部を卒業後、高等部に進学。
高校一年生。

高等部専用制服が凄く似合っている。

進級して、1ヶ月経ってるけどもう授業をサボっているらしい……




私たちは五人で通いたいね。ってなって、歩きで学校に向かっている


ちょっとメンさんが悲しそうだったけど……


.
片寄涼太
片寄涼太
で、それで亜嵐君、ドジってて…
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
マジで?www
小森隼
小森隼
三年生になってもポンコツ亜嵐くんは健在だね~
白濱亜嵐
白濱亜嵐
ぬぬぬ……真実すぎて何も言えん
小森隼
小森隼
あ、!玲於!!
佐野玲於
佐野玲於
はよ
中務あなた
中務あなた
…………



こう歩いていると毎日のように2人並んで歩いてくる玲於達。


私もおはようと言いたい。

だけど、言おうとしたら…彩葉さんに何されるか分からない。

伶菜によると彩葉さんは私の親のことも知っているらしい。

だから、逆らえない……





高校を卒業したら2人は結婚する。


そんな決まりが頭に焼き付いて離れない。自分の首をしめているだけなのに。


2人の笑っている姿を見るとピキっと心にヒビが入ったような音がする。



中務あなた
中務あなた
…………
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
あなた。大丈夫?
中務あなた
中務あなた
うん。大丈夫!!
小森隼
小森隼
…………
白濱亜嵐
白濱亜嵐
無理しないでね
片寄涼太
片寄涼太
泣きたかったらいつでも言って


コソコソと言ってくる。
こんなにみんなに気を遣わせて嫌だ。


だから私は





“大丈夫だよ“という、仮面を被って




PIERROTになりきるんだから





PIERROTは笑っているようで泣いている……