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第25話

悩みのあるご主人様とメイド
今日は、お試し期間2日目
涼太の番


まだ寝てるかな~と思ってノックしないでドアを開けると……
片寄涼太
片寄涼太
……!?
中務あなた
中務あなた
ご、ごめんなさい!!!

行き良いよくドアを閉めた私。


ドアの奥には上裸の涼太がいました←
そして5分待っていたらドアが開いた
片寄涼太
片寄涼太
ごめんね。あなたちゃん。入って
中務あなた
中務あなた
私の方こそごめんなさい!!
まだ寝てると思って、ノックしないで開けちゃって……
片寄涼太
片寄涼太
いいよ笑。これが玲於だったらブチ切れられてたよ
中務あなた
中務あなた
以後気をつけます……
中務あなた
中務あなた
結構筋肉ついてたね……
片寄涼太
片寄涼太
開き直った。
龍友くんがね……筋トレ好きでやらされるから……
中務あなた
中務あなた
いいんじゃない?
片寄涼太
片寄涼太
あなたちゃんは筋肉ムキムキの人すき?
中務あなた
中務あなた
好きってわけじゃないけど……男らしいとは思うな
片寄涼太
片寄涼太
じゃあ、鍛えよ。
中務あなた
中務あなた
無理しないでね


そしてあたりをみると、涼太の部屋はシンプル。
龍友の部屋にダンベル置いてたってそういう事ね。


そして机の上にはやり掛けの、参考書とノートが置いてあった。
ノートには丁寧な字で細かく書かれている
中務あなた
中務あなた
朝から勉強してたの?
片寄涼太
片寄涼太
や、今から昨日の続きやろっかなって。あと2週間ぐらいで定期テストでしょ?
中務あなた
中務あなた
そっか…………偉いね
片寄涼太
片寄涼太
あなたは勉強得意?
中務あなた
中務あなた
得意じゃありません。
中学は頑張って学校入ったんだけど、今はもう…だらけてる
片寄涼太
片寄涼太
じゃあ、いつか教えてあげる
中務あなた
中務あなた
ありがとう。


涼太と勉強の約束をしたら
「ご飯の準備できたよ~」と怜奈に言われ、居間に向かう。

ご飯担当は怜奈。
私は洗濯、掃除。
ご飯作ろうと思ったら前に黒焦げのハンバーグ出来たから、怜奈に任せてる



本当にありがたい……



居間に向かうと珍しくも兄弟全員揃ってた
しかし、亜嵐くん、隼君、玲於は眠そうな顔をしてる
中務あなた
中務あなた
起きるの早くなったね
白濱亜嵐
白濱亜嵐
……怜奈…鬼
小森隼
小森隼
ついでに龍友君も……
佐野玲於
佐野玲於
俺は隼の声で起きたけどな。
中務あなた
中務あなた
どうしたの?
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
亜嵐がまったく起きなかったから、ベットから落とさせた
数原龍友
数原龍友
俺は、隼の背中にダンベル乗せた



この2人鬼だ←


…………………………………………………


今日も怜奈と学校に行く。
教室に無事着くと、隣の北人が心配そうにこっちに来た
吉野北人
吉野北人
あなた……昨日大丈夫だった?
中務あなた
中務あなた
え、何が?
吉野北人
吉野北人
いや、生徒会室通ったらね。
数原先輩の下にあなたいたから……いけないもの見ちゃったよ思って……
中務あなた
中務あなた
あれは転んだだけだよ!!
吉野北人
吉野北人
それならいいんだけどね……
昨日の龍友のいじわるのことだ!!
北人にも見られてたなんて………



…………………………………………………
放課後。涼太に呼ばれて、屋上に行く。

そしたら倉庫の上には登れるハシゴで登ったのか
倉庫の上に乗っている

聞こえてくる歌声
片寄涼太
片寄涼太
この空の下でめぐり逢う奇跡
見上げた虹の向こう逢いに行くから~

この声が届くまで
歌い続けるよ
いつでもどんなときも君を想っている~
その声の正体は涼太だった。

音楽の聞かない私でも分かった。

DEEPというグループの『SORA~この声が届くまで』という曲だった。

確か、お兄ちゃんが大好きな曲
そしたら突っ立ていた私に気づいた涼太は顔を赤くしながら笑っていた
片寄涼太
片寄涼太
いたんだね。
中務あなた
中務あなた
涼太って歌うまかったんだね!
片寄涼太
片寄涼太
まぁまぁ…ね?
中務あなた
中務あなた
めちゃくちゃ上手いよ!
私の好きな歌声
片寄涼太
片寄涼太
そう言われたら嬉しいな
私も倉庫に登って涼太の隣に座る。
静かに夕焼けを見ていた

そしたら涼太が悲しい顔をしながらこっちを向いて言った
片寄涼太
片寄涼太
あなたってさ、悩みなさそうだよね…悪い意味じゃなくて
中務あなた
中務あなた
う~ん。あんまりないかな。勉強のこと以外は。涼太は?
片寄涼太
片寄涼太
俺はあるよ。
………相談していい?
中務あなた
中務あなた
うん。
片寄涼太
片寄涼太
王子って言われてるんだ。
兄弟5人で。
中務あなた
中務あなた
うん。有名だよね
片寄涼太
片寄涼太
でも、俺そう言われたくないんだ。
王子って言われると俺は俺じゃなくなっている。
王子っぽく演技してるみたいに
片寄涼太
片寄涼太
あなたはどうする?
本当の自分になるか
今のキャラを貫くか


私は迷った。

涼太がそんなこと思ってたなんて知らなかった。


『王子』『王子』って言われていることが涼太の首を締めてなんて
中務あなた
中務あなた
涼太は涼太でいいと思うよ
片寄涼太
片寄涼太
俺は俺で…?
中務あなた
中務あなた
私は演技して笑っている嘘の笑顔より、本当の自分の本当の笑顔が好き…だよ。
片寄涼太
片寄涼太
そうだよね……


涼太の顔を見るとほっとしたような顔をして私もほっとする。

そしたら私の肩に涼太の顔が乗ってきた
中務あなた
中務あなた
涼太…?
片寄涼太
片寄涼太
ちょっと甘えさせて。


肩に重みを感じながら、私はそのまんま静かに落ちてゆく夕日を見ていた