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第80話

いじわる王子とメイド

アメリカ、、、なんで?

ずっと一緒にいようって約束したのに
中務あなた
中務あなた
なんで、アメリカに?
数原龍友
数原龍友
玲於の話によると、お父さんが継がなくてもいいって言ったらしくて。
本格的なダンスを学びたくてアメリカに留学した。
中務裕太
中務裕太
……ごめんな。あなた
中務あなた
中務あなた
お兄ちゃん!?


突然ドアに寄りかかっているお兄ちゃんがいて、びっくりする。
何故か…謝って。

中務裕太
中務裕太
実は結構前から玲於をアメリカに誘ってて。それで、アメリカが気になってて。今、行くとは思わんかったけど
中務あなた
中務あなた
そっか、


玲於は自分の夢のためにアメリカに行った。だったらいいよ。
玲於に自分の夢を叶えて欲しいから。

鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
で、でも!
玲於言ってたよ。いつかあなたを迎えに行くから待ってて。だって。
中務あなた
中務あなた
うん。そっか。その時を楽しみにしてる


少し話をして、みんなが帰った途端。体中の力が抜けて、ベットに倒れる。
……夢のためにいいとは言ったけど。


少しぐらい会いたかった

もしやとは思い、近くにあったスマホを取る。
電話をかけるけど出ることはない。機械音が聞こえたところで一旦切った。


LINEをしても、すぐ既読をくれたくせにこんな時には、全然既読にならない。

スマホ変えたのかな、
と思ってしまう
中務あなた
中務あなた
会いたい……玲於

あぁ、私やっぱりダメだ。
玲於がいないと何も出来なくなる。
こんなんじゃ玲於がいない日々はどうやって生きていけばいいのかも分からない。


自分が玲於にどれだけ依存してたか全然分かってなかった






私たちは高校三年生。

もう少しで旅立ちの時。

冬が明けて春。
3月


卒業式まであともう少しだけどまだ君は帰ってきていません。
中務あなた
中務あなた
おはよう!!
白濱亜嵐
白濱亜嵐
おっは~
片寄涼太
片寄涼太
おはよう。


朝。居間に行くと亜嵐くんと涼太くん。
伶菜と龍友くんと隼くんが居ないなと思ったら上から隼くんらしい叫び声が部屋に響いた。



3人の階段を下りる音がして、咄嗟に階段の方を見る
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
ふ~。やっと起こせた。ありがとね。龍友
数原龍友
数原龍友
別に~。おはようっ!あなた!
小森隼
小森隼
いてて…あ、おはよう。あなたちゃん
中務あなた
中務あなた
おはよう。ふふっ。また起こされたの?
小森隼
小森隼
この2人の力がゴリラなみ…
数原龍友
数原龍友
あぁ?
鷲尾伶菜
鷲尾伶菜
はぁ?
小森隼
小森隼
…すみません


2人の圧力が凄い……笑

不貞腐れてる隼くんに元気になってもらうためにご飯を作る。

私がご飯係で伶菜がみんなを起こす係。



そう、私は玲於が居なくなった日々でもメイドだけは続いていた。

それと…玲於のくれたネックレスを付けることも続いている。

外そうとも思った。
だけど、外したら寂しくて心細くてつけるしかなくて

未だにつけている
白濱亜嵐
白濱亜嵐
そういえば、あなたと伶菜ももう少しで卒業か~
小森隼
小森隼
高校生、俺だけになるじゃん!寂しっ!!
数原龍友
数原龍友
2人とも無事に大学決まって良かったな~



もう少しで卒業式。


“迎えに来る“はいつでしょうか。

それともその日は来ないんでしょうか。




この恋の結末は…………