第3話

chapter3
38
2018/10/07 02:31
「あれ?お前。そんなもん売ってたっけか。」

少し首を傾げつつ、青いビー玉らしきものを手に取る。


『あーこらこら。勝手に持ってもらっちゃあ困りますよ。一応売り物なんだからさあ…』


「これが売り物?最近は子供も来るようになったのか?」

俺がふざけたようにそう言った。

夢の中だから。〇されるとか、怪我を負う訳では無い。


だからという訳では無いが、そいつは気楽に接してくれる。

その為少しふざけていたわけだ。


『はあ、あんたねえ…これはおもちゃなんかじゃない。ちゃんとした売り物さ。お前さんだって買えるよ。』

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