第40話
第36話後編(第4部完)
ぺけたんside
としみつと彼氏組について話していると前から数人の男がこっちに来た。
俺はこの男の顔を知っている……こいつはおとり捜査の時俺を襲った奴だ。
あの時の恐怖が襲う。怖くて震える……
その様子を見てとしみつはテレパシーで話しかけてきた。
としみつが男の話を聞いている。俺は恐怖で何も言えなかった。男のひとりが俺をずっと見ている。怖い……早く終わって……
男がニヤリと不気味に笑う。すると次の瞬間ひとりの男が俺の手を後ろに拘束した。
すると男はとしみつを殴りとしみつはその場に倒れた。
そう言うと俺はとしみつを地面に押さえつけた。
という事は…俺はこいつに……
そう言って男はとしみつの口を塞いだ。
そして男たちは俺達を公園から近い人気のない林に連れて行った。としみつはそのまま近くの木に拘束される。
俺も手を後ろに拘束されている。逃げられないし、能力を使うわけにもいかない…
男のひとりが俺の顔を無理やりあげて俺に強引にキスをした
俺……マサイ以外の人と……いや……
そう言うと男は俺の体をいやらしく触り始めた
いやだ……気持ち悪い……誰か助けて……
まだマサイともしたことないのに……
男が俺の服の中に手を入れようとした……
その時ひとりの男が倒れた。
「俺たちの恋人に何をしている!!」
ふたりともすごく怒っている。
数分後、男たちはボロボロになって気絶した
マサイは俺を抱きしめてくれた。そして浄化の石で宝石を浄化してくれた
マサイの心臓の音…俺を落ち着かせてくれる……
さっきまであんなに怖かったのに……
しばらくの間俺たちは彼氏に慰めてもらっていた。
そう言ってとしみつとりょうくんは去って行った。
俺たちが向かったのは秘密の場所、そこは高いところから街のイルミネーションが眺められる場所でもあった。マサイが見つけたみたい
そう言って俺はプレゼントを渡した。
そうセーターとパーカーの他に青色のブレスレットを買ったのだ。マサイは少し驚いていた。
俺は言われた通り目を瞑る。そして左腕にひんやりとした感触が来た。まさか……
見ると左腕には俺が買った色違いの緑色のブレスレットが付けられていた。
マサイがくれたのはマフラーだった。
俺は思わずマサイに抱きついた
その時イルミネーションが始まった
その言葉に俺はドキッとしてしまった。
マサイは俺を自分の方に向けると優しくキスをした
俺たちの腕には互いの色のブレスレットが光る。俺たちは雪降る夜のイルミネーションと共にクリスマスを過ごした。
モトキside
ダーマに告白されて1ヶ月俺はあの日からダーマが頭から離れなかった。
そう思い俺は散歩に出かけた。街はイルミネーションの光で輝いていた。今日はクリスマスだぺけとマサイはデートでもしてんのかな?
街ではカップルや家族で賑わっていた。たぶんだほやセイキンさん、しばゆーも家族で過ごしているのだろう。そんなことを思いながら歩いていると人とぶつかってしまった
なんとぶつかったのはダーマだった
そんなこんなで俺はダーマとイルミネーションを見に行く事になった。そろそろ返事しなきゃね…俺伝えられるのかな……ダーマが好きって…
俺は声を震わせながら言った。そしてダーマは俺を抱きしめた。
雪降る夜のイルミネーションと共に俺たちは結ばれた
シルクside
どーもシルクです。マサぺけの観察にザカオと行ってたその最中なんとてつやと虫さんに会った。何故かって?りょうくんととしみつが付き合っていたなんて誰も思わないでしょ?んで観察している時にてつやの携帯からりょうくんにメールが届いた。
りょうLINE「さっきあそこの公園でとしみつとぺけたんを襲っていた男3人を気絶させたからついでにボコっといて笑」
そして俺たちは例の公園に来たそこには既にボロボロの男たちが気絶していた。
そう言ってドーム型の遊具の中に男たちを連れて行った。
雪が降ってきた。
数時間後
ピコーん
ダーマLINE「やっほーシルクめりーくるしみまーす!報告だ、俺とモトキ付き合うことになった(笑)」
全員「………ぇぇええええ!?」
俺たちのクリスマスはただただ驚かせれたのだった。
???side
俺たちは目が覚めてからようやく本当の目的を思い出した。そう…あいつらが思い出させてくれた……
あいつらが思い出させてくれた本当の目的……
必ず達成させる!
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