マサイside
次の日、俺たちは外で撮影をして帰るところだった。魏妖魔の手がかりを少し掴めたがあれから謎の青年も魏妖魔も化け物も現れない。
モトキの傷も少しずつ良くなってきている。
そんな時、結界の気配がした
全員「(; ・`д・´)ハッ」
俺達は結界へ向かった。
結界に入ると化け物はいなく、青年だけがいた。
ザカオが青年に切り掛る。青年は素早すそれを交し、ザカオを蹴り飛ばす。
シルクが青年に飛び出し攻撃を仕掛ける。
シルクは連続で攻撃をするが青年はそれらを受け流し、ナイフを出して切りかかろうとした
俺は奴のナイフを撃ち落とす
ダーマが矢を放ち青年の動きを止めようとするが素早く避けられてしまう。
モトキが星の鎖で捕まえようとするが素早く避けられてしまう。
その時地面から鎖がでてきた
鎖は避ける暇さえ与えず俺たちの体に巻きついた。
もがいても鎖はビクともしない。それどころか巻きついた鎖は俺たちを締め付ける。
ギチギチ……鎖は力強く締め付ける。
意識が遠のいていく……
ごめん……ぺけ……おれ…もう……済まない…助けてあげられなかった……
もう少しで意識を失う……その時だった!
「スノードーム・リフレクション!」
バリーン!
突如俺たちを巻き付けていた鎖が壊れた。
「シャドーブラスター!!」
次に来た攻撃が青年に命中する
青年は顔を抑えて俯いている。
「間に合ってよかった!」
俺達は声のする方に振り向く。そこには
カイトとかなで?なぜ彼らがここにいるんだ?
青年はまだ俯いている
その言葉とともに、青年は顔をあげる、目を隠していた黒い包帯?はするりと落ちた。
そう青年の正体はぺけだった……
ぺけは鎖を構えた。
「今回はその辺にしとけぺけたん」
今回の元凶の登場に俺は怒りに震える。
だほがぺけに呼びかける
魏妖魔は空間を開いた。
そう言って魏妖魔とぺけは空間に入る。
空間は閉じられてしまった。
結界は元に戻った。
カイトside
[黄泉の国]
魔導師はふたつの結晶を出した、透明なガラスのような結晶
その時泉からある青年が映し出された。その青年はモトキの腕にナイフを刺していた。
ぺけのこんな姿見たくない!せっかくできた居場所失って欲しくない!
魔導師の杖から光が現れる。俺達はその光に包まれ、地上へ降り立った。
[現在]
よかった……ぺけにはたくさんの人がいるんだな
ぺけ……絶対に助けてやるから!
お前の居場所はここにあるのだから
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!