シルクside
2日後俺、てつや、ヒカキンさん、そら、きょんちゃん、トミー、ラベさん、ふぇると、はじめさん、渋ジャパさんはヴィクターに呼び出され探偵事務所の会議室にいる。
今の状況は
パーティーの日にないとーさんが何者かに撃たれた
そこにいたモトキが記憶喪失
モトキは犯人を見た可能性がある
その日からモトキが狙われる
狙った奴は「ライ」という人物によって頼まれた
恐らくないとーさんを撃ったのはライ
同時進行で事務所に脅迫や殺害予告が送られてくる
ライはどこかの組織のボス的存在の可能性が高い
ライの狙いはUUUMを乗っ取ること
その為に邪魔な俺らを殺す
ヴィクターが言うには
ライは表向きはどっかのお偉いさんだが裏の顔は殺しのボス
そいつの組織は殺し屋の組織
その組織はUUUMを狙っている
目的のためなら手段を問わない
妙に敵の情報を知っているのだとか
ヴィクター…一体どれだけの情報網があるんだ?
俺達は改めてライの存在について知ることになった
虫眼鏡side
てつやがヴィクターの事務所に行っている間に僕達はよっちを使っておとり作戦を実行している。彼はモトキになっている
よっち「はい!」
今僕たちがいるのは人気のない水辺の公園
よっち以外は物陰に隠れている
よっちのそばに怪しい黒服の男が来る
よっちも気づいて男を見る
そう言って男はナイフを振り下ろす!
しばゆーの電気ショットは命中し男は動けなくなる
そこで僕達は物陰から出る。よっちも元に戻る
としみつは鎖で男を拘束する
奴のカバンを見るとナイフやロープそして一般人では手に入らない凶器が出てきた。
僕達は証拠と一緒に奴を警察に突き出して、家に戻った
マサイside
[ザカオの家]
俺達はザカオの家に来ている。ザカオはあれから何事もなく回復してるみたいだ
ザカオはいつも通りみたいだ
そっか…モトキはまだないとーさんのことを知らない。増してもや自分を庇って意識不明の重体なんて……
その時、モトキがいきなり苦しみ出す
ぺけとザカオがモトキを椅子に座らせる
しばらくするとモトキは落ち着いたようだ
俺達はザカオの家を出た。
モトキside
さっきの痛みは何?あの時何故か恐怖を感じた……まるでどこかであった出来事のように…
響く銃声……誰かの叫び声……何かが倒れる音……そして地面に流れる誰かの血……
なんで……思い出せないの?
どうしてこの人たちはこんなに優しいんだろう……
その時、マサイさんとぺけたんが何かを感じとった。そして一瞬で場所が変わった
そして目の前に何かが現れた。それは人形をしているが人ではなく異形の物だった
状況が飲み込めない
マサイさんに化け物が襲いかかる
するとマサイさんは拳銃を手に取り化け物目掛けて撃った
化け物「グッがああああ……」
化け物「があぁぁぁ!!」
その叫びとともに化け物は消えていった
そして元にいた場所に戻った
2人はさっきのことを説明してくれた。
にわかには信じられなかったが、実際にあったから信じるしか無かった
そして僕達は帰ることにした。
帰り道ずっと気になっていたことがあったのでぺけたんにこっそり聞いてみた
ぺけたんとマサイさんは恋人同士だったんだ
そう言ったぺけたんの顔は赤くてまるで恋する少女のようだった。
マサイさんがよからぬ事を考えているような……
そうこうしているうちにマサイさんの家に着く
そう言ってぺけたんと僕は別室へ向かった
そっか……記憶の無い僕にも大切に思ってくれる人はいるんだな……だったら早く思い出さないとね、その人の為に
ぺけたんは僕を抱きしめてくれた…その時、涙が出てくる
僕はぺけたんのそばで泣いていた。
マサイside
俺はこっそり2人の話を聞いていた
モトキは少しずつだが思い出しているが辛そうだ
そこに、帰ってきたシルクが来た
そりゃトラウマにもなる…だけど本人は思い出したいと思っている。こんな時あいつだったら……
記憶を思い出せば犯人の顔はわかるが同時にトラウマにもなる……俺達はあいつを見守ることしか出来ない
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。