第208話

番外編 同窓会ジュソク
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2025/10/15 23:33 更新
(なまえ)
あなた
あっ、ジュソクさん!
お疲れさまです!

そう言ってバタバタと帰って行ったあなたの下の名前さん


あれ?いつも社長と一緒なのに。

そう思っていたら




じみん
じみん
ジュソク、ちょっと着いてきて
急ぐから早く!

とても不機嫌な社長

なぜお二人別々に急いでいらっしゃるのか…




社長の表情を見た瞬間、嫌な予感がしたけれど

社長の言葉を断れるはずもなく、

連れて行かれたのは1件の居酒屋





社長秘書
社長秘書
あの…私は何をすれば。
ここには何の用で…?

そう言っても答えてくれず

微妙に変装している社長の横で

飲み物だけを頼んで静かに座って過ごす



すると…


社長秘書
社長秘書
あれっ?あなたの下の名前さんじゃ…
じみん
じみん
しっ!黙って!
見つからないようにしろよ!
社長秘書
社長秘書
え?

よくよく様子を見ていると

同窓会に参加されている様子



はっは〜ん。

心配でコソコソと様子を見に来たんですね




我が社長ながら、

本当にあなたの下の名前さんのこととなると

周りも見えないポンコツに…いや、失敬。


じみん
じみん
あんで〜!
社長秘書
社長秘書
しぃっ!
じみん
じみん
もう見てらんないんだけど!
社長秘書
社長秘書
社長っ!さすがにバレてしまうので、
これ以上騒がない方が…



あなたの下の名前さんがある男性と話しているのを見てから

もう感情が抑えられないのか

私の方がコソコソと隠すように匿いつつ

あなたの下の名前さんの様子を確認していると


社長秘書
社長秘書
あ…。
じみん
じみん
ーーっ!!


その男性に抱きしめられたあなたの下の名前さん

言葉を失った私

立ち上がった社長





これはマズい…


社長秘書
社長秘書
あ、あなたの下の名前さん帰るみたいです
って、え?社長!? もういないし!


慌てて会計を済ませて外へ出ると

非常に気まずそうなあなたの下の名前さんと

貼り付けたような笑顔を浮かべる社長



縋るような目であなたの下の名前さんに見られましたが…


社長秘書
社長秘書
あなたの下の名前さん…
もうどうすることもできないかと。


タクシーで2人で帰ると言われた私にできることなど

あなたの下の名前さんの無事を祈ることだけ


社長秘書
社長秘書
ファイティン


私の願いが届きますように。





居酒屋前に取り残された私は

パーキングに停めていた車に乗って

家へと帰ったのでした



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