あなたと病院に行き検査をした。
主治医
「ラストチャンスになると思います。やりますか?」
主治医
「あなたちゃん、明るくなったね!」
あなたは学校側の配慮もあり、すぐに入院・検査・手術ととんとん拍子に進めてくれた。
みんなが揃う日、わざわざ嵐、関ジャニ∞の皆さんも集まってくれた。
きっと今のあなたなら……
みんなが思いつつ緊張の瞬間。
看護師まで見守る中、
主治医
「あなたちゃん、ゆっくり目を開けてみて」
あなたがゆっくり目を開けると……
主治医
「どうかな…?」
俺らが近くにいるとベッドの周りを見渡して
主治医
「よかった…」
多分やけどここにいない看護師の皆さんも別のところで喜んでくれたとか。
あなたが見えるようにぬなったという実感は全然なく、普段通りに過ごすようにしていた。
その結果、リハビリも長くならずに退院。
学校も毎日楽しく行っているようだった。
あなたが寝たら…
全員に話さないといけない…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!