第18話

涼介ん家
935
2018/08/22 12:58
あなた

っくしゅ

山田涼介
山田涼介
寒い?大丈夫?
 

そう言うと、ブランケットを私の肩に優しく掛けてくれる。


あなた

ありがと……

山田涼介
山田涼介
で、なんで泣いてたの?
あなた

_______依桜に

山田涼介
山田涼介
咲坂?
あなた

依桜に大貴と別れてって
言っちゃった……

あなた

依桜には……1番伝えちゃ
いけなかったのにっ……

山田涼介
山田涼介
あなた……
あなた

私……どうしていいか
わかんなくて…っ………



ふわっ




 




___________あ















涼介の温もり







抱きしめてくれる涼介に甘えてしまう。




甘い香水の香りとか


抱きしめてくれる腕の太さ、胸の硬さとか


抱きしめてくれる時、頭をクシャッと優しく撫でてくれることとか。


全部全部、涼介に甘えてる。


山田涼介
山田涼介
辛かったね、よしよし
あなた

ふうっ……ッ



なんでなんで


そんなに優しくするの


私は大貴が好きなんだよ


優しくするの、やめて欲しい



好きになるから














山田涼介
山田涼介
俺がいるよ
あなた

…ん

山田涼介
山田涼介
俺があなたから離れない
あなた

……ん

山田涼介
山田涼介
なに赤くなってんの笑
あなた

赤くないよ……

 あれ、ほんとに熱いかも……
山田涼介
山田涼介
ってあなた、熱くね!?
あなた

んぇ…………?

 私のおでこに手を当て、驚く涼介。
山田涼介
山田涼介
わ、ちょ、えぇ


あ、濡れすぎて風邪ひいたみたい……


わっ、あなた〜!!!




なんて涼介の声が聞こえたけど、私の意識はその時もうありませんでした。笑

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