無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

前の話
一覧へ
次の話

第1話

SEASONS OF LOVE
作者
作者
今回はミュージカル「RENT」より、「SEASONS OF LOVE」の歌詞に基づいて小説を作りました。
原作とは随分違いますがご了承下さい。
それではスタート
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
肌寒い春の日
私達は卒業式をした
今は教室でクラスメイトとの最後の時間を過ごしている
先生
みんな卒業おめでとう
先生はみんなの旅立っていく姿を見る事ができてとても嬉しいです
そう先生はみんなに感謝の言葉や思い出を次々と語っていく。そんな姿にさっきまでは泣いていない人も目が潤んできていた。
先生
最後に先生から問題を出したいと思う
その言葉に生徒は驚きを隠せなかった。そのため次々とブーイングの言葉が飛び交う。まあ少し全員、嬉しそうなのは置いておくとして。
聖月
もー、最後の日だって言うのにありえない!
私の少ない友達の1人である聖月は口をぷくっと膨らませ言う
友加里
そうだね
でも、どんなのなんだろう
聖月
さーね。知らない。
友加里の質問に答えるように先生が話出した
先生
それはな、1年の時間をどう測るか?そして測ったか?という問題だ。
どんな答えでもいいぞ、言ってけ。
佐奈
はい!365日!
菜花
52万6000分?
先生
なるほどな。他にはあるか?
と、先生は言ったが生徒達は頭を抱え悩んでいる
先生
いいか?なんでもいいんだぞ?
その言葉に友加里はひらめいた
友加里
あ、あの、日の出と日の入りの回数ですか?
先生
おー!良い発想だな!
聖月
私、そういうのよくわからないです
先生はなんて答えるの?
友加里
(確かに、先生は正解とは言っていなかった)
先生
先生か、俺は「愛」だな?
聖月
愛?
クラス中にざわざわとした雰囲気になる。
愛で一年間を測るなんて変な話だ。
先生
じゃあお前らは思い出ってあるか?
菜花
そりゃありますよ
先生
それは一年間を彩っている物だと思うんだ
友加里
確かに………
聖月
そうだね
友加里や聖月だけでなく一同があいづちをうったりしている。
先生
これは俺の勝手な持論だが、思い出には必ず愛があると思うんだ。例えばこれまでの運動会、負けたり勝ったりあったが良い思い出として残っているだろう?
聖月
確かに私、小4の時選抜リレーで思いっきり転んだけど今じゃ笑い話だもんなー
友加里
そんなのもあったよね
みんなもよく覚えていたのか、「そんなのあったなー」とクスクスと笑う。
先生
そう、そういうこと。その思い出に愛情があったから、つまり愛があったから。だからこそ良い思い出として残っている、そうなんじゃないかって。
佐奈
なるほど………それで1年を表すこともできるし………なんとなくだけど先生の「測れる」っていう意味がわかった気がする。
みんなも頷く。確かに先生の表現は抽象的だったかもしれないが一同はなんとなくそれを理解し納得していた。
菜花
まって、この問題の答えって結局なに?
聖月
あー!確かに!
先生
あーそうだったな。
実はこの問題の答えはな………なんだと思う?
と、笑いながら言った。
聖月
なにそれ!?
友加里
でも、なんでも良いっていってたよね?
ということは………答えがない?
佐奈
え?そうなの先生?
先生
鋭いな友加里、正解だ。
この問題には答えがない、それがこの問題の答えだ。
聖月
なにそれ!
菜花
まあでもそうでしょ?
聖月
んー…………
先生
それと………
佐奈
それと?
先生
最後に伝えたかったのはこの物語は終わらないということ。つまり、これからも続いていくんだよ。こんな日にあれだけど誰かが死んでしまってもな
と少しニコっとしながら言った
友加里
本当、こんな日に言うことじゃない……
先生
さあ、お祝いしよう!
この日、この1年間を!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者
作者
終わりです
お楽しみいただけましたか?
もし、興味が湧いたらぜひ聞いてみてください!
とても良い曲なので。
それと、感想があればぜひコメント欄にお願いします(_ _;)