第5話

villain5
787
2021/07/18 11:20
『はぁ゙…』
みゆき「ため息は幸せ逃がすぞ〜」
『みゆきぃ〜…』
みゆき「何?どしたん?」
『あの人たちやだぁー!!』
みゆき「うわぶりっ子」
『まじであの人たちやなんだけど…』
みゆき「なんでよ。イケメンに囲まれる生活をしてる君は人生勝ち組なんだよ?」
『ヴー…』
みゆき「あなた面食いでしょ?」
『違いますけど?!』
この子は佐藤みゆき
宮城に来て初めての友達
私の"元彼"を知っている唯一の友達
みゆき「元彼があんなにイケメンなら面食いだろ!」
『違いマース!!!』
みゆき「今彼を見てみろ!!学校1イケメンだぞ?!」
『ヴッ…その人のことを思い出させないでくれ…』
その人には嫌な思い出しかない…
いきなり告ってきたかと思えば脅迫で
私の平和なJK生活を全て奪い去った
あのクソパイセン
??「顔に全部出てるよー?」
『ビクッ』
(この声は…)
『ヒィィィ…!!!』
みゆき「お゙っ…?!」
『及川ッ…』
及川「さん、な?及川"さん"」
みゆき「ここ1年のフロアですよ?!なんであなたみたいな王子様がここに?!!」
みゆきは及川さんのガチファン
及川「ハハッ。朝練すっぽかしてる後輩を連れ戻しに来たんだ〜」
『ギクッ』
私の事に違いない
及川「ほら、行くよ」ニコニコ
口元しか笑わないこの人の顔はどんなホラー映画よりも怖い















『あの…今日朝練なんてありませんよね…?』
及川「んー?うん。ないよ?」
『っじゃー…なんで…』
        呼んだんですか?___
その言葉は及川さんによって飲み込まれた
{チュッ}
『       えっ…?』
いきなり視界が暗くなったかと思えば肌色に包まれ
思考が止まっていた
及川「鈍感すぎ…
『え、今なんて言いましたか?』
及川さんの言葉が周りの音でかき消された
及川「いや?ただあなたちゃんは馬鹿でアホだなーって思っただけだよ?」
『はぁ゙?!』
『あのですね!!私は馬鹿かもしれませんけど!!!』

























あの時
私は気づいてしまった
耳を少し赤らめた及川さんがその場にいた事を














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おっハロー
何この急展開
やば
あ、そうそう
灯虹の名前を…変えることになりました
と、言うわけで?
私の名前を…
募集します!
ネーミングセンスのある方…
コメントください!!
それではByeBye

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