🚪の開いた音が聞こえるもんだから
さらんちゃんが家の中にでも入ったんだろう
手にあるスマホを顔の前にかざして
早速、カメラアプリを開く
そう自分に言い聞かせて
じょんぐくさんた達がキスをするまで待つ
さらんちゃんの唇を覆うように
前回とはちょっと違う優しめなキス
少し曖昧な気持ちを持ちながらも
動画開始ボタンを押す
でも、iPhoneだから音が鳴ってしまうわけで
ピコンッ
静かなところでの音は目立つから
もちろんじょんぐくさんの耳にも入ったわけで
キスは辞めずに視線だけを音のなった方に向ける。
まあ、私と目が合うわけで
🚪 がちゃ
さらんちゃんが出てくと
じょんぐくさんは私の方を見て微笑む
そう私に声をかけ、
私の腕が一気に鳥肌で覆われる。
((画像消えてたらごめんなさあああい
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。