まあ、授業が始まってるわけでゆっくりと保健室に向かってる暇なんてないから早足で保健室に向かう。
@ 保健室
この学校は校舎自体がボロい。
もちろん、ドアも木材でできているから普通に開けたら派手な音が出る。
それを避けるためゆっくりとドアを開けると
『 んっ、ぁあっ♡ 』
『 も、無理 …んっ// 』
そう。
小説でよくある展開がこんな簡単に現実にあらわれたんだ。
と、少し呆れる気持ちが口から出る。
声の主が分からないからもちろん誰なのか気になるわけで
ゆっくりと声のするベッドに向かいカーテンからちらっと覗く。
と、ぽろっと口に出してしまうが喘ぎ声でその声はかき消された。
あ。ちなみに声の主は
私は静かにそこを去った。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。