午前8:21
レミリアとフランにお辞儀をされたので、凜々もお辞儀を返した。
霊夢は、お辞儀をせずに話し出した。
霊夢「こいつ、昨日幻想郷入りしたのよ。だから、こいつを色々なところに連れてって、教えてやってんのよ」
それを聞いたレミリアは。
レミリア「なるほど、なら私達も何か教えてあげた方がいい?」
と、答えた
霊夢「助かるわ。弾幕の出し方でも、教えてあげなさい」
レミリア「分かったわ。それじゃあ、フランと咲夜、教えてあげなさい。」
フラン「うん!分かった!それじゃあ凜々、こっち来て!」
そう言って、フランは凜々の手を掴み出ていった。咲夜も、レミリアに一礼し、部屋から出た。残ったのは、霊夢と、レミリアとなった。
レミリア「あの子には、まだ躾が足りなかったかしら、、、まあいいわ。それより、どうなの霊夢、何か進展はあった?」
霊夢「、、、いや、無いわ。そっちこそ、何かあった?」
レミリア「、、いえ、なにも。」
2人の居る部屋は、冷たく静寂な空気につつられた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。