俺はいつの間にか…眠っていたみたいだ…
俺が昨日小山がいた場所を見ると…まだ寝ていた…
俺がそう呟き…その場から離れていると…
モソモソ…
と後ろから物音が聞こえたが…スルーした…
すると…
ガシッ
俺は後ろから首を絞められていて…首を絞めている手を叩くと…開放された…
俺が息を整えていると…
という声が聞こえ…後ろを見ると…小山が立っていて…俺を見下ろしていた…
前髪は分けられていて…普段の小山の髪型とは違っていた…
俺が首を絞めた理由を聞くと…
そう言い…楽屋にあるキッチンの引き出しからナイフを取り出し…俺に近づいてくる
…だが途中で…頭を抑え…小山は動けなくなる…
小山はそう呟き…また意識を失った…
俺はそういい…その場に座り込んだ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!