ある日…俺は頭が急に痛くなり…辛いので病院に行った…
医者)……えー診察結果なんですが…
これは…殺人病予備軍ですね
医者)えー…しかも予備軍って言いましたけど…これは…完全なる殺人病になるのは時間の問題ですね…
…お医者さんは「殺人病知ってるよね?」と言っているような素振りで話してくる…
医者)それはそうだと思いますよ
殺人病は100人に1人という割合で感染する病気で早々感染することはないんです
あったとしても秘密事項みたいな物なので…殺人病に関するニュースは流さないようにしてもらっているんです…
殺人病のことを知っているのは感染された方と警察と私たち医者しかいません
…なんか厄介な病気にかかってしまった…
医者)症状は……名前の通りです
尋常な位人を殺したくなる…
その状態になるともはや誰も止められなくなる…安静剤を打たない限り…と言った感じです…
医者)基本…入院は大丈夫になってますが…
毎日必ず安静剤……頭が痛くなったように液体状の安静剤を飲んでくださいね
あっ…後…頭が痛くなったりすると…すごいネガティブになり始めるんですよね…
だから…とにかく頑張ってポジティブに振舞ってください!
そしてこの事は誰にも内緒でお願いします
俺…これから大丈夫かな?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。