第21話

ツンデレ彼氏の嫉妬-月島蛍・ 二口堅治-
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2021/01/19 12:00
月島蛍


彼女は男子アイドルヲタクで、いつも


あなた『蛍くん私の推しかっこよくない?』


と、推しの写真を見せてくる。


彼女が楽しそうなのはいいけど、


彼氏としてはあまりいい気はしない。


他の男を見て欲しくないけど、


月島「(柄じゃないし)」


と、恥ずかしくて言えない。


ある日、彼女がヲタ活仲間と通話しながら


あなた『推しが本当に尊い!結婚したい!』


と、限界ヲタク発言をしていた事で


月島の嫉妬はピークに達し、


通話を終えてリビングに戻ってきた


あなたの腕を引きソファに押し倒す。


あなた『け、蛍くん?どうしたn』


月島「そんなに推しが好きなの?」


あなた『へ?』


突然のことを状況をつかめないあなた。


月島「いつも推しのことばっか、」

「僕のことちっとも見てくれないじゃん。」

「他の男じゃなくて僕を見て。」


顔を赤らめながら嫉妬と独占欲全開で


言われてあなたは、(推しが尊い!)から


(彼氏が尊い!)と脳内変換される。


その日から、


あなた『彼氏が尊い!』


と、蛍くん限界ヲタクになりました。









二口堅治


二口の彼女はダンス部に入っている。


今日は文化祭で、


あなたがダンスを発表するのだが


衣装は、へそ出し短パンの露出多めで、


腰を振る動作や、胸を強調するような振り。


それを見た二口は、あなたのギャップに


やられると同時に、不特定多数の人間が、


あなたのあの姿を見ていることに嫉妬。


さらに、


男1「あなたちゃん、エロくね?惚れたかも。」


男2「あの腰振りやば。おかずにしたい。」


と下心全開の男達の会話も聞こえ、


不機嫌になる。


あなた『堅治〜!』


発表を終え、衣装のまま不機嫌な二口の元に


駆け寄るあなた。


二口「なんだよあれ。衣装もダンスも。」

「ブスのくせに、イキんな!」


あなたの普段と違う姿を


不特定多数に見られたことに嫉妬して


思ってもないことを言ってしまう。


我に返った時にはもう遅くて。


あなた『ひっど!堅治の為に頑張ったのに』

『その言い方!もう知らない!』


と、怒り走ってその場を去ってしまう。


慌ててそのあとを追いあなたを探していると、


ベンチで茂庭さんと笑顔で話すあなたを見つける。


2人の元へ行き、あなたに自分の羽織っていた


ジャージを被せ、


二口「見つけた」


と、息を切らしながら言う。


茂庭さんは


茂庭「二口、頑張れよ」


と気を聞かせ、その場を退いてくれた。


二口「その、さっきは悪かった.....」

「他の奴にあなたのいつもと違うとこ見られて....」

「嫉妬した.....」


二口はあなたの手を握って


ボソボソ思いの内を打ち明ける。


あなたは二口の素直な言葉に顔を赤くして、


あなた『ばか....』


と二口の胸に顔を押し付け静かに一言。


その後無事仲直りし、


2人で文化祭を楽しみました。



ちなみに、あなたが茂庭さんと


仲良く話していたのは、


二口に「ブスのくせにイキんな」と


言われたことを愚痴ると、茂庭さんに

「二口は素直じゃないからな、きっと嫉妬したんだろ」

と言われ、嬉しくなって顔がニヤけていました。









ゆん
どうだったでしょうか
ゆん
これだからツンデレは....
ゆん
⭐と❤よろしくお願いします!









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