第9話

喧嘩中に体調崩した彼女-菅原孝支-
42,841
2021/01/10 03:00
土日は、2話分更新☆
菅原「何回言ったら分かるんだよ」
普段からは想像できないような低い声に身がすくむ。
あなた『ご、ごめ』
菅原「謝ればいいってことじゃないんだよね」
はぁ、とため息をつく彼との空気に耐えきれず
私はそのまま部屋を飛び出していた。
その場の勢いで外に出た深夜12時。
掛けてあったコートを着たけど
12月の今、
それだけで寒さがしのげるはずもなく
ガタガタと震えていた。
(でも、)
冷静になって考えてみれば
悪いのは私の方なのかもしれない。
(謝るしか、ないか)
そろそろ手足の冷えで感覚がない。
一刻も早く暖かい部屋に帰りたかった。
ガチャ
扉を開けるとじっと考え込むようにうつむいて
ソファに座る彼の姿。
あなた『孝支、あの、さっき』
菅原「っ!!あなた〜〜〜!」
(え?)






菅原「さっきはごめん、俺が悪かった。」




「怖い思いさせたよな」




「てか!体冷えすぎだよ!?」






「どこにいたのさ!」






「めっっっっっっっちゃくちゃ心配したんだからね!?」
ふざけましたごめんなさい







あなた『あ、の、ごめんなさい。』








菅原「こんな薄っぺらいコート1枚じゃダメだよ風邪ひく」











「てかもうひいてるんじゃない?顔真っ赤だよ。」





思えばなんか、熱いかも........






(あ、やばい)







急に足の力が無くなっていた





ソファに座り込んでしまった私。








着替えを持ってきてくれた彼がすぐに駆け寄ってくる






菅原「ほらーやっぱり風邪ひいちゃったね」





あなた『微熱だよ』





菅原「微熱でも熱は熱なの。」






「はい、すぐ寝ようねー」






あなた『孝支も一緒に寝てくれる?』





菅原(っっっ寝るしかないだろっ....!)






熱のせいか目が潤んだ彼女の上目遣いに






やられちゃうスガさん。
Fin
ゆん
スガスガスガスガスガスガスガ
ゆん
スガさんの低い声聞いてみたい.....!
ゆん
スガさん推しの人いるかな...?笑
ゆん
推ししかかたん❤
ゆん
⭐と❤お願いします!!
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