猿杙「そうだね、ま、今はこのマネが作ってくれた
おにぎりがあるから少しは元気に.....え?」
木兎「やっぱり部活中に食うおにぎりが1番美味いな!」
猿杙「ぼ、木兎....もしかしてここにあったおにぎり食べた?」
木兎「??おう!誰も食ってなかったから!」
木葉「おバカ!今赤葦トイレ行ってるから
赤葦の分とっておいてここに置いてたんだよ!」
木兎「ええええええええ!!」
小見「まずいぞ.....」
木葉「どーすんだよ!もうおにぎり残ってねーぞ?!」
鷲尾「もうすぐで赤葦が帰ってくるぞ!」
小見「やばいやばい...!!もし赤葦におにぎりないこと聞かれたr....」
赤葦「木兎さんちょっとお話が」
(((終わった)))
木葉(木兎お前といた時間は一生忘れねぇ....)
小見(今までありがとう....)
木兎「ああああああああ赤葦!?目が怖いって!」
木兎「って、お前ら俺まだ死なねーからな!拝むな!」
赤葦「安心してください。殺し''は''しませんから」
木兎「なに!?殺し''は''って!」
木葉「赤葦アサシンの目してるぞ....」
小見「やっべぇ....」
赤葦が距離を詰め、もうダメだと思った瞬間
バンッ
猿杙「木兎ー!生きてるー?」
そこに勢いよく登場したのはさっきまでいたはずの
猿杙と赤葦の彼女だった。
木葉「ないすだ!猿!」
小見「さっきいないと思ったらそういう事か!」
猿杙「じゃああなたちゃん、打ち合わせ通りよろしく」
あなた『りょーかい!』
そういうと赤葦に近づき、
あなた『京治!沢山おにぎり作ってあげるから
木兎さん許してあげて??』
きゅるきゅるのおめめで言うから、
勢いよく彼女に抱きつき、
赤葦「沢山作って....」
と、彼女に甘えるので
あなた『ふふっ、沢山作ってあげるね!』
と言う彼女ちゃんでした。
木葉「やっぱり、あなたちゃんすげーな」
小見「何とか治まって良かった…」
鷲尾「ふぅ…」
彼女ちゃんのおかげで赤葦の黒いオーラは消え、
いつもの調子に戻りましたとさ!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。