北信介
北「髪切ったか?」
学校への登校中、あなた をじっと見ていた北が声を上げる
あなた『ちょっとしか切ってないのに気づいたの?』
『よく見てるね信介は』
北「そりゃ大切な彼女やからな////」
あなた『.../////朝から照れさせないでよ////』
北「可愛いな」
顔を赤らめるあなた と微笑む北 。
そんな2人はどこからどう見てもすごく幸せそうだった。
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宮侑
あなた『ねー侑。私に気づくことない?』
昼休みに弁当を広げながらそんな話をする。
宮侑「? なんかしたんか?」
そう言ってあなた を頭からつま先までじっくり見る侑。
宮侑「いつもよりメイク薄いやろ?」
あなた『ちょっとは薄いかも知んないけど...』
『違う!よく見て!前髪切ったの。』
宮侑「おお!ほんまや!可愛ええなぁ!」
あなた『ほんとに思ってんの?』
気づかなかった侑をじどーっと見る。
すると焦ったようにあたふたし始める侑。
宮侑「あなた はいつも可愛いから、
細かいところまで見れへんのんや」
あなた『まあいいけど。』
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宮治
あなた『サムー!!』
あなた が来るのを駅で待っている時、
髪をボブぐらいまで切ったあなたが名前を呼ぶ。
宮治「髪いつ切ったん?!」
あなた『昨日!どう?似合ってる?』
宮治「よう似合っとるで。可愛ええなぁ」
あなた の頭をぽんぽんと撫でる。
あなた は満足したようにえへへと笑うと元気に歩き出す。
あなた『いこ!すっごく美味しそうなお店見つけたんだ〜』
もちろん恋人繋ぎです。
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角名倫太郎
長い髪を肩につかない所まで切ったあなた。
角名を驚かそうと家まで向かうことにした。
家のチャイムを鳴らす前にスマホでビデオを撮り始める。
ピンポーン
角名「はーい...ってあなた !?どうしたの髪」
あなた『切っちゃった。』
角名「可愛すぎて無理」
そう言ってあなたに抱きつく
角名「てか撮ってるでしょ。止めてよ。」
あなた『倫くんのびっくりした顔撮れてるかな〜?』
角名「ニヤニヤしないで」
ニヤニヤとご満悦なあなたとは反対に
恥ずかしそうに顔を赤らめる角名だった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。