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第35話

君の本音



@楽屋
諒真said
ライブ中に拓実君が歌った歌題名は僕もわかんないけど、なんか聞き覚えがある。亜蘭さんがライブ中に楽屋に戻ってしまった理由もわかる。その理由は、母親が殺されるとき、亜蘭さんが住んでたのは少しボロいアパートで、隣からの音が聞こえたりしてたらしい。それで聞こえてきたのがあの音楽だったそうだ。あの音楽を聞くとお母さんを守りきれなかった弱い自分への腹立たしさと、悲しみが込み上げてくるんだろう。


諒真:亜蘭さん。大丈夫ですか?

亜蘭:何が?

慎一:なんで隠すんですか?

亜蘭:だから何が?

諒真:僕たちの前では素を見せても誰も何も言いませんよ?

慎一:俺達何年一緒にいると思ってんすか?


そういうと亜蘭さんは静かに涙を流し始めた。そして翔也君に言ったことと同じことを僕たちにも言った。


亜蘭:時々考えるんだ。私は何のために生まれてきたのかって。自分のマジの
   ために人生を使えるなら、お前らとずっと一緒に入れるならそれが本坊だ。

諒真:僕も亜蘭さんのそばに入れるなら

慎一:亜蘭さんとずっと一緒に入れるなら

諒真慎一:それが本坊です。


こうして3人で静かに涙を流しあった。