第43話

君の不安
243
2020/08/23 21:46



亜蘭said
今日は何で週刊文春訂正が出たか問い詰められるんだろうな。そう思いながらリビングに下りる。


翔也:ねぇねぇ亜蘭何で週刊文春訂正が出たの?


早速来たよ❗これ正直に言ったがいい感じ?まぁ、軽く誤魔化しながら話すか。


純喜:それ俺も知りたい

亜蘭:うーん、簡単にいうと私たちはカップルみたいな関係ではありませんっ
   ていう証拠を持っていってもらったの

景瑚:そういうことか


納得してくれて助かった~。そう思いながらむねを撫で下ろしていると翔也君が耳元で


翔也:のちのちそういう関係になるんだけどね。


っていってきた。それを聞いてドキッっとしてしまった。私は翔也君が好きなのかもしれない。でも、私には忘れられない人がいる。その人を忘れない限りこの恋は実らないと思った。もう、あの人はいないんだ。忘れなきゃ。

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