@家
家に帰るとリビングから翔也君がもうスピードで走って抱きついてきた。前はこんな風にお母さんにハグしてもらってたっけ。そう思うと自然と涙が出てきた。
翔也:えっ、ハグされるの嫌だった?
亜蘭:違うの。昔のこと思い出しただけ
諒真:翔也君が亜蘭さんを泣かした。
慎一:さすがの翔也君でも許せん
亜蘭:私ちょっと疲れてるから部屋で休むね。明日は翔也君とのデートもあるし
そういって部屋に戻った
翔也said
あーヤバい。今考えるとお帰りのハグしたよ❗好きな人にそんなことしてよかったのかな?でも嫌がってはなかったもんな。俺顔真っ赤だし。それにしても、明日の亜蘭とのデート楽しみだな~。プランたてよ❗
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。