第57話

💙❀玔真な恋情
136
2023/06/17 10:40
äž»
äž»
玔粋で可愛いマサむさんずシルクさんのお話
äž»
äž»
孊パロです








マサむ芖点












爜やかな颚が頬を擜る月

ブレザヌやらセヌタヌを着るには暑い季節になっお来たかな


なんお机に突っ䌏したたた窓の方を向いお黄昏れる






するず、突然走る鈍い衝突の痛み



たさい
いっ...!?


どん、ずぶ぀かった方を反射で凝芖する




するずそこに居たのは










シルク
うおっ!!たじで悪い怪我無い!?
たさい
...







シルクだった








たさい
...別に、無いけど




ぶ぀かった肩を庇うようにしお少し距離を取る

その間もコむツはあわあわず申し蚳無さそうに歀方の様子を䌺っおいる




シルク
俺も前芋えおなくお...たじでごめんな!




にかっず匟ける様な眩しい笑顔を残し去っおいく




たさい
...。

その姿に少し、ほんの少しだけ











...「䞍快」ず感じる䜕かがあった。




たさい
...べ぀、に...な




「悪いや぀」、じゃ、





無いはずなんだけどさ。







・


・


・







たさい
はぁ...


モトキ
溜息付いおどヌした?








倧きくため息を吐き出し、頬ずえを付いお窓の倖を眺めおいるず


ぜんっず肩に手を眮かれる


たさい
痛っお...ごめ、そこぶ぀けた所...
モトキ
え!?嘘ごめん!
たさい
...良いよ倧䞈倫w



匷く叩きすぎたかも、なんお過剰な皋心配しおくれおいる友人に倧䞈倫だず断りを入れ぀぀


先皋シルクずぶ぀かった事に぀いお話す












モトキ
あ〜...だから溜息かw
たさい
ん〜、たぁ、なw
モトキ
...





そこたで匷くぶ぀かった蚳でも無いから倧䞈倫だず䌝えるも



あたり良い衚情を芋せないモトキ




勿論、俺が普段シルクの話をしないどころか、


逆に避けおいたから䜙蚈、内容を聎いお頭を重くしおいるのだず思うが






モトキ
シルクね〜...
たさい
俺は性栌䞊、シルクみたいな奎あんたり奜きじゃねヌんだよな
たさい
...モトキは違うず思うけどさ




シルクは蚀わば「陜キャ」ず呌ばれる様な明るく優しい存圚






けど、俺は「陰キャ」的存圚



俺陰キャがシルク陜キャを嫌うのは、ある意味食わず嫌いず同じ
モトキは、



こちら偎の人間じゃないけど
モトキ
けど皆には、優しいよ?シルク
たさい
...それは知っおる
モトキ
ずいうかね
たさい
?
モトキ
...



















「断片的な優しさに付け蟌たれる感じがするね。」







そう、笑顔で付け足した。


























たさい
 どういう意味だよ

銬鹿な俺にはモトキの蚀う蚀葉の真意が分からず銖を傟げる





モトキ


モトキ
出来るだけ、知らせない様に努めるね
たさい
は 

モトキ
なんでももヌ垰ろ
たさい





よく分からない蚀葉を攟぀圌の笑顔には、劙に含みを保っおいお。










 俺、が


銬鹿じゃなかったら理解出来たかな






















たさい
 雚降っおる

モトキ
あれ、さっきたで晎れおたのに 倕立
たさい
傘持っおる
モトキ
折り畳み傘あるよ、ちょっず小さいけど䞀緒に 





シルク
傘忘れたのこれ䜿っお
たさい
!




あい぀の声


驚いお声のした方を振り向けば、




同じ孊幎の女子に傘を枡しおいる姿が芋えた







女子高生
あ ありがずう!



そのたたお瀌を発せられおいたず同時に豪雚の䞭姿を小さくしお行く












たさい
 ああいう所が、
モトキ
え?

たさい
...䜕でも。垰ろ
















...ああいう所が、



俺は嫌いなんだ。








・


・


・





朝、


結局殆ど眠れず、寝䞍足なたた孊校に向かう










どうしおここたで嫌悪感を抱くのか


自分でも分からない


同じ䜍優しくお瀟亀的なモトキには党く感じないのに












たさい
...お、はよ
シルク
ぞ?あ...おはよ
たさい
...っ、





あたりに毛嫌いするのは良くない


そう思っお挚拶をするも、



露骚に声が掠れる


そんな思いは知らず、シルクは䜕凊か嬉しそうに笑っお挚拶し返す









シルク
...なぁ、
たさい
...っ、なに
シルク
モトキず仲良いんだっけ



たさい
モトキ?...たぁ、うん...



話し掛けられた事に驚いおいるのも぀かの間


シルクの口からモトキの名前が出るなんお思っおなくお


意衚を突かれた感芚がした





シルク
...
シルク
あい぀に気蚱し過ぎない方がいい。

たさい
...は




シルク
じゃ、そういう事だから!たた話しかけるから

















にこやかに去っお行くシルクを芋お


同じ様に盞手に近付くなず呜什する二人をがんやり頭の䞭で思い出した
たさい
(なんなんだ、あい぀ら )







・

・

・









たさい
うわっ、鳩か 




バサバサず煩く真䞊を飛んでいく鳩達


普段は通らないこの道も䞋校する時遅くなっおしたった際には早道であるこの通りを歩いお垰る

この蟺りにはゎミ捚お堎があるため倚くの鳩が屯たむろっっおいる





たさい
 っ、



すでに真っ暗な呚りを照らすかのような赀黒く光る県



モトキが鳩を嫌っおいた理由も分かるような気がした

























たさい
 ん
たさい
っ“!





人の気配


埌ろを振り返るず同時に感じた、鈍い痛み





どん、ずいう埌頭郚に珟れた異質な波動



気が぀くず意識は消えおいた。













人
ヌ 





















・

・

・













たさい
 ぅ“、 





眩しい、それに柔らかい




眉間に皺を寄せながらゆっくりず目を開く





シルク
 っ、マサむ !



たさい
シル ク、なんで 




隣から聞こえる声


それはシルクのもので、その声色はい぀もの明るさは無かった。









それどころか、
たさい
 なんで、泣きそうになっおんの?

シルク
だっお、お前 

たさい
...?
たさい
!!い"っ...お



すり、ず頭を撫でるず䌝う刺激
ズキズキず次第に䌝わる痛みに項垂れる




シルク
觊んない方が良いっお...!!結構腫れおたから...
たさい
たじか...痛っおえ...


たさい
っ


シルク
...目、芚めお良かった...




唐突な抱擁


だけど抱擁ず分かるのも時間が掛かった



それぐらい、意衚を付かれた行動だった



シルク
たじで、死んでなくお...良かった...っ
たさい
...っ、




ぎゅう、ず服を掎むシルクの手から、本気で心配しおくれおいた事を痛感する

















たさい
(...こんなに、良い奎を嫌っおたなんお最䜎だな、俺)
たさい
...シルク、
シルク
...䜕?







こちらを芋るシルクの瞳はどこか最っおいお、䞊を芋る床キラキラず茝きを増す


たさい
...本圓に、ありがずう

シルクの優しさがじんわりず身䜓に浞透する


こんな良い奎をモトキは離そうずしおいた事に䞍信感ず、疑問を抱く






たさい
俺の事...襲った奎芋た?



シルクに聞くず、先皋たで良かったず安堵の息を挏らしおいたのに


突劂動きが止たる




シルク
...いや、俺が来た時にはもう倒れおた
たさい
...そうか



シルク
絶察、こんな事した奎蚱さないからな




力が篭もり、意志の匷い蚀葉が聞こえる


その蚀葉だけで俺は正盎十分過ぎるほどだった





たさい
(...っ、本圓に良い奎だな...)





いずれ圢を倉えるこの感情を、今はただ、



呜の恩人ずしおしか考えおいなかった。





































モトキ
...。




äž»
äž»
たたシルク芖点も出したすね!!
äž»
äž»
初めおのリダ組恋愛だった...
(実はあんたり埗意じゃない)

プリ小説オヌディオドラマ