第54話

❤️🩷白夜
130
2023/04/28 13:33
主
「極夜」のシルク視点です!







シルク視点






カーテンの隙間から差した太陽光によって、気怠い一日が幕を開ける




まだぼうっとする頭に光がしく当たる





スマホを見ればダホから企画のLINE







…なんとなく、今日は返す気になれない



理由、なんて


分かりきってる事だけど。



今日も、酷く優しく


日が身を包んでいた。






































ンダホ
シルク〜今日もっきゅん来れないんだってー




マサイの家に行くとダホがいつもみたいに呑気な様子で不在を伝える


そうか、と目を見れずに答える











俺から離れ、酷い嘘を吐いたくせに、


向こうに離れられるのは、...嫌だと思う自分をひた隠しにして




ンダホ
…今日みんなどうしたの?マサイもモトキもお前も…



マサイ、意外な名前が出てきた事には少し驚く





まあでも、どうせモトキが乞いたか、その逆か


申し訳ないけどンダホには関係ない事だから、言えないけど










ンダホ
今日晴れたね〜予報雨だったのにw流石、晴れ男







ニコニコの人懐こい顔から感じる親和力


きっといつもなら笑ってた。


だけど






1ミリも見えない、...有る訳無い筈の悪意が、


皮肉晴れ男が、





深く、きつく心に刺さった。









ンダホ
...え、あ...どうしたどうした、え、俺なんか悪い事言った...!?





何の気なしに言ったであろう言葉が、


まるで、





もう月を見ることが出来ないモトキと出会う事すら拒まれる



そんな風に聞こえてしまって
















好きだから、心から愛してるから、



...離れたのに
そんなの、既成された事実みたいに







月と太陽は元から一緒には居られないように




酷く、モトキがかけ離れて行く





ずきずきと痛む心を隠すように深呼吸して、尋ねる
月と太陽は、一緒に居られないのか、と


ンダホ
...


ンダホ
そんな当たり前な事、聞かないでよ。











嫌という程、まだ



...一生、太陽は俺を睨み付けていた。











主
ちょっとだけテイストが違うかもしれない...
主
彼女が出来て振られたと思い込んでる🩷さんと、好きな事を知ってるけど社会的に結ばれては行けないと思い自分から振るも死ぬ程後悔してる❤️さんの両片想いのお話でした!(めっちゃまとめた)
主
比喩表現って面白いですよね〜上手くは書けないけど

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