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第18話

3‐3
私は目を開けて、呟いた。

『...死に損ねた』

と。







溜め息をついてゆっくりと起き上がった。あ、そういえば殺せんせーも自分で死ねなかったんじゃなかったけ?






「死なせねぇよ」



声がした方を向くとそこには伏黒君が居た。鼻が良いから居るのは気づいていたけど無視を突き通していた。






…私は人外だから、どうせ離れていくでしょ…




「なんか、言ったか?」

『何も』

私はとりあえずベットから降りた。

窓の方を見るともう日はすっかり落ちていて、星空だった。






『…こういうときに、死ねたらなぁ』

すると、伏黒君は私の両手を伏黒君の両手で包んだ。






「…お願いだから、そういうことを言うな。するな。おねがいだから…」






私は返事をしずに窓に手を置いた。



















三日月だった月は、今はもう崩壊している。椚が丘中学校三年E組の思い出が消えていくように感じた。






「…触手があるから、やるのか?」

『…それもある。で、私のこと、どう思う?』

か細い声が出た。





嗚呼、人間は









どうしてこんなにも『弱い』のだろう。





「どうって…お前はお前だ」

『っ!』

嗚呼、人間は『弱い』な。言葉ひとつで心が締め付けられるなんて、嬉しくなるなんて。

「でも…俺は」






























「彼岸に、生きてほしい」