🐥「あぁ!!遅い遅い!!こんなに果物取ってきたの?!」
って、戻ってきて早々じみん君に言われてしまった。
『あ、あはは……ちょっと取りすぎた……かな笑』
そう言うと
🐰「さすがデブ」
なんて言って ふっ と鼻で笑う じょんぐく
こいつだけは許さん((は
『て、てか!!じょんぐくだってたくさん取ってる!!』
なんて私も負けじと じょんぐく のお皿を指さす。
🐰「はぁ?このぐらい普通だろ。お前の以上な量の皿と比べんな」
………負けたっ((
🐰「………ん、」
『……は』
🐰「俺、そこに乗ってるオレンジ食べたい」
『え、は、?』
🐰「よこせって言ってんの」
いや、これ私の((揺るぎない精神
『じ、自分で取ってきてよ!!』
🐰「めんどくせぇし。いいじゃん、1個くらい」
そう言って無理やり取って食べ始める じょんぐく
『あぁ、ちょっと!!』
なんて言って私は じょんぐく を軽く睨む。
すると
🐰「うわっ、怖ぇ笑 妖怪じゃん、妖怪笑 軽くお前の顔 妖怪の中のトップいけるぞ」
えぇ、何それ妖怪ウォ〇チやん((え
『………なんとでも言えっ、ばか』
なんだかもう疲れたよ じょんぐく((え
私はそのまま じょんぐく が私のさらにある果物を平らげるのをずっと見ていた。
きっとその顔は 無気力 そのもの
じょんぐく、なんだか心配したのか知らないけどずっと私の事見てくるじゃん
何、好きなの?((単純
🐰「あの、その、妖怪ってのはな……」
いや、そっちの事もう掘り返さなくていいよ((え
🐰「と、とにかく!!さっきのは謝る…」
って、いきなり素直になったらこっちが調子狂うから
あぁ、なんか今日の私……
どうしたんだろう
なんだか頭がクラクラしてくるんだ
昨日そういえば、よく寝てないな……
『ごめんみんな、私ちょっと部屋に戻って…………』
最後まで言おうとしたのに
私はそこで意識が無くなった
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。