私がバイキングコーナーにある果物を自分の皿に取り分けていると
🥀「ねぇ」
そう、じゅひょんが肩をとんとん叩いた。
『わっ!!』
私は驚いた顔で じゅひょん の方をみると
🥀「あっはっはっは笑」
🥀「そんな驚くと思わなかった笑」
なんて甲高い笑い声を出す。
🥀「さっきさ……」
そう言って今度は私から気まずそうに目をそらす。
きっと さな と じょんぐく の事だろう
『あぁ、あれに関しては何も思ってないよ笑』
そう言って笑ってみると
🥀「……私何もまだ言ってないんだけど?」
って
🥀「ま、なんかあんたが元気ならそれでいいんだけどね、笑」
全てを見透かされたようにそう言われた。
じゅひょん は なんだか肝心なところでいつも鋭いところを突いてくる
だから
少しだけその言葉が怖く感じたんだ
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!