Jungkook story.
夜になると必ずと言っても良いぐらいの確率で繰り広げられる 恋バナ 。
あの何とも言えない雰囲気があまり好きじゃない俺にとっては
修学旅行の夜は最悪そのもの
だから
🐰「ゲームしてくる」
そう言って夜の11:23、俺は男子部屋を抜けた。
ホテルのゲームコーナーへと足を運ぶと
朝の変態女がいた((
どうやら寝てるのか知らんが、ベンチに横になっていた。
まぁ、ここで放っておけばいいと思うけれど
もしこれが 体調不良 で横になってるならって考えたら変態女にも一応声をかけておこうって
そんで
🐰「おい変態女、こんな所で寝てんな」
って話しかけた。
そしたら、変態女はむくっと立ち上がったからとりあえず健康なんだろうって((
話してたらさ、変態女はどうやら失恋したみてぇで
………くだらな
そうは思ってたけれど、とりあえずこいつが笑顔になるまでいてやるかって
________
帰ったら、男子部屋のほとんどは寝ていた。
けれど、1人だけ寝てない奴がいてさ
🦁「あ、じょんぐが」
そう言って俺を呼ぶ。
🐰「……起きてたんだ」
俺は静かに てひょん の横に座るとそういった。
🦁「うん笑 なんだか眠れないんだ笑」
てひょんはそう言って笑った。
🐰「そんなこと言って、明日起きれなかったらそれはそれで草だぞ」
そういったら
🦁「うん、俺も早く寝たい笑」
んじゃ寝ろよ((え
🦁「でもさ……」
🦁「なんか……」
🦁「今日、ある子と会ったんだけどさ、なんか忘れられないんだよね……笑」
その日は、あっという間に幕を閉じたんだ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。