あなた)セーフ?間に合った?!
学校に着くと、
真衣とダッシュへ校舎へ入り、生徒会室の扉を勢いよく開けた!
先生)お前らなぁ、もっと余裕もって来いやw
「はーい」と返事をしようとした瞬間、耳に入ってきた声。
「あなたちゃん、生徒会やったん?!」
最近、どこかで聞いた声‥‥
先生から視線を移すと、驚きながらも眩しいほどの笑顔を向けるその人は、、
あなた)え、流星さん?!
先生)知り合いなん?
知り合い?って言ってもいい人なのかな?
言葉に悩んでいると、耳打ちで聞いてきた真衣。
真衣)もしかして、この人が例のイケメンさん?
あなた)う、うん
流星)昨日偶然会ったんですよw
あなた)流星さんも、生徒会なんですか?というか‥‥生徒会長?!
この夏休み、わざわざ学校へ来たのはこのため。
他校との交流 を今年から始めよう!ということで、合同でどんなことをするのか話し合う場を設けられていた。
生徒会長と、副会長だけの集まりだから、、必然的に流星さんは生徒会長だよね?
流星)名前だけな?w動かしてくれてんのは副会長のほう
そう言うと、
隣に立っていた女子が、「副会長の 三村 咲 です。よろしくお願いします!」と私たちに挨拶をした。
あなた)あ、えと、生徒会長やってます!赤羽あなたです!こちらこそ、よろしくお願いします!
副会長の真衣も挨拶をし、お互いが挨拶し終えたところで、話し合いを始めた!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。