第5話

私の名前
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2020/06/10 15:16




あなた)あのね!昨日、カフェにイケメンさん来たの〜♡



真衣)はいはい、よかったねw





自転車で隣を走る 真衣は、なんて適当にあしらいながらも、微笑んでた。







あなた)でねでね!その人、私の名前知ってたの‥‥



真衣)それがどうしたの?



あなた)‥‥え、なんでみんな、驚かないの?








昨日だって‥‥‥



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あなた)さっきイケメン!流星さんっていうんだけどね、私の名前知ってたの!!


あなた)‥‥なんでだと、思う??‥、、





照史)お前、気づいとらんの?!ww




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真衣)ほんと、頭いいんだか悪いんだかw



あなた)なんの話??



真衣)だーかーら!、みんながのことを名前で呼ぶから!それ以外、ないでしょ?w







言われて気づいた!

そうじゃん!!私のこと、みんな名前で呼ぶ‥‥。




淳太くん、あっくんはもちろんだけど、


常連客の方も、注文の時とか「あなたちゃんおねがーい!」と、私に声をかける。




ここは居酒屋か!って!w







あなた)個人情報って、何なんだろうね、



真衣)それだけの人に好かれてるってことでしょ?いいじゃん!



あなた)うん‥そうだといいな、、!!



真衣)もう少し周りの人 信用してもいんじゃない?‥‥まだ怖い??





あなた)‥‥あ!真衣 時間やばい!!


真衣)飛ばすよあなた!!





真衣の質問には、答えられなかった。

それが分かるからか、真衣もそれ以上踏み込んではこなかった。





あなた)わっ、置いてかないで!!



坂道を立ち漕ぎで、勢いよく降る背中を、私も全力で追いかけた!








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