第68話

❤️‍🩹
3,432
2023/01/23 09:53
SIDE:YOU










나
……イジュナおっぱかもしれなくて、










小っ恥ずかしい、変な雰囲気の中
私はそう言った。
イジュナおっぱを疑ったときは
不思議と悲しくなくて、呆れてもいなくて
すんなり、ああそうかもなあ、って思った。
もしかしたら信頼なんてしていなかったのかな。
あっさりした自分の方がショックだった。










じぇひょく
じぇひょく
……なんで、
나
わかんない、ですね、ㅎ
나
もうほんと、勘なんで
じぇひょく
じぇひょく
…次から嘘ついたら俺に罰金ね?
나
あーわかりました嘘です!!!(
나
ぴったりなんです。
じぇひょく
じぇひょく
…ぴったり?
나
はい、イジュナおっぱのあの立場が
나
私を苦しめて、…私を支えるのに。










靴のブランドがおっぱと一緒な犯人と
靴の裏を見せてくれなかったおっぱ
イリンの好きな男の特徴を知っていたおっぱ
ちなみにずっと昔にイリンと縁を切ってる
ジェヒョクさんの指輪が盗まれたとき
私はやっていないと言う顔をしたイリン










나
辻褄が、合うんです。全部。










ある日突然私を韓国に呼び出したおっぱ
イリンが同じ事務所にいることは嫌じゃなかったの?
働く事務所は選べるって前言ってなかったっけ。
すんなり受け入れはしたけど、
おっぱじゃない可能性ばっかり考えてもいる。
だって恐ろしいから。
おっぱにしろ、おっぱじゃないにしろ。










나
…違うって、思えたらいいんですけどね、ㅎ










これが全部、
おっぱを疑うことになったのが全部、
イリンの戦略だったら。

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