「「「王様だーれだ!」」」
流石のコネシマも自分だけが必ずやられる側に当たる違和感に気がついた。
そう言って部屋のドアに手をかけたコネシマの背中に声をかける。
煽りマンの煽りに乗せられ、コネシマはドアから手を話した。
2人の前に来ると目をつぶって正座をした。
トントンはくりくりと乳首をいじる。固くなりだした乳首の先をピンッと跳ねると、コネシマはビクッと体をふるわせた。
グルッペンは舌で弄り出した。舐めて歯でコリコリと刺激を与えるとコネシマはピクッピクッと反応する。その反応が楽しくてまた舐めてコリコリと刺激を与えた。
漏れる声を塞ぐように両手で自分の口を押さえる。ゾクゾクと来る快感にコネシマは我慢していた。
1度も当たらずゲーム進行だけをやらされてた大先生は我慢出来なくなったのか、押さえていた手を引き剥がし、代わりに自分の口でコネシマの口を覆った。
チュッ……クチュ……
卑猥な音が響き渡る。コネシマの瞳には涙が溜まっていた。
ぽつり
コネシマの瞳に溜まっていた涙が零れた。その様子に気がついた3人はギョッとしてすぐに離れる。
ぽろぽろと目から涙が零れる。自分がいつもうるさくてみんなに迷惑をかけてるのは分かってる。でも、こんなにされるなんて……
そう言ってゾムは袖でコネシマの涙を拭いた。
ゾムをきっかけに次々とコネシマに謝るメンバー。
コネシマは目を見開いてみんなを見た。
開いた口が塞がらない。
混乱が収まらない。コネシマは頭を抱えた。
コネシマが俯いた。
ふるふると肩が震え出した。
俯いたコネシマの膝にぽつぽつと涙が零れる。
ショッピくんの言葉にガバッとコネシマは顔を上げた。
涙を零しながらもニカッと笑う。いつものコネシマの笑顔よりも明るく輝いていた。
ボソッとコネシマは呟く。それをみんなが聞き逃すわけがない。
そう言ってグルッペンはコネシマを抱えて自分の膝の上に乗せた。
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てことでHappyENDです!え?Happyになってない?まあ、みんなコネシマのこと大好きでコネシマも嫌じゃなかったから結果オーライですよ?
あ、でも結局shknだけ出来てない!
ご、ごめんて……じゃあ、次回はshknにしようかな?
でも、そしたらkn受けばかりになっちゃうし……気が向いた時に作るね……?
はいはい。
ということで次回からはいつも通り短編行きます!やっぱり続き物は向いてない!
長々と付き合ってくださりありがとうございました!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。