第5話

王様ゲームkn総受け2🔞
63,126
2019/05/24 03:58
                            「「「王様だーれだ!」」」
グルッペン
お、俺だな。
コネシマ
うう……当たらへん……
グルッペン
じゃあ、3番が8番の耳を舐める!
コネシマ
は!?え!?また俺なんやけど!なんでやねーん。
 自分ばかり当たることに少し違和感を感じるコネシマだが、自分が不幸なだけだと思い直す。
ひとらんらん
ん、俺だね。ほら、コネちゃんこっちおいで。
 ひとらんらんに呼ばれトコトコと寄っていく。
ひとらんらん
ここ座って。
 そう言ってひとらんらんはあぐらをかいている自分の太ももを叩いた。
コネシマ
は?なんでやー!俺そんなとこ座れへんよ?
ひとらんらん
大丈夫だから。はーやーくー。
 渋々とコネシマはひとらんらんのあぐらの間に座った。左耳がひとらんらんに向くように足を左太ももにかけるように座る。ひとらんらんは満足そうに頷くとコネシマの首を右腕で抱くように顔を自分の方に寄せチュッ……とキスをする。
コネシマ
ん……
 チュッ……チュッ……と何度かキスをした後にペロリと耳をなぞるように舐めた。
コネシマ
ひゃ……!
 可愛らしい声が漏れる。
チュッ……ペロッ……チュッ……ペロッ……
 何度も何度もキスをしたり舐めたりを繰り返すひとらんらん。その度にコネシマは口元を手で押さえながらぴくりと反応する。
コネシマ
ふっ……んっ……ん……
 コネシマの我慢する声が響く。
ひとらんらん
あれ……?コネシマ、もしかして、耳弱い?
 少し笑ってまた舐める。
コネシマ
んん……そんなこと……なぃ……も、も、いいやろ……
ひとらんらん
そうだね。
 ひとらんらんはそう言って腕を外した。だが、そのあとホッと胸を撫で下ろしたコネシマの顎を持ち上げ、唇に1つキスを落とす。
コネシマ
んん!?
ひとらんらん
コネちゃん、可愛かったよ。
 そう言って微笑むひとらんらん。コネシマは顔を真っ赤に染めて自分の元座っていた場所に戻って行った。
シャオロン
お熱いですなぁ!
鬱先生
ほな、次やるで!
                           「「「王様だーれだ!」」」
オスマン
ん、俺や。
コネシマ
当たらへん!!!
 あまりの当たらなさに愕然とするコネシマ。
ゾム
まあ、9人おればそりゃ当たらんで。
トントン
で、命令はなんなん?
オスマン
せやな〜。じゃあ、7番が王様にキスをする、かな?
鬱先生
は!?ずるー!
コネシマ
え?大先生変わったろか?また俺当たってん。王様は当たらんのに!
オスマン
変わるのは無しでーす。じゃあ、コネさん、おいで。
コネシマ
うう……
 唸りながらも渋々とオスマンの前に行くコネシマ。オスマンの前にちょこんと正座をした。
オスマン
……
コネシマ
……
オスマン
コネシマ、はよう。
コネシマ
分かってるがな!
 そう言ってオスマンの頬に両手を当てる。
コネシマ
目、瞑っとって!
オスマン
はいはい。
 オスマンが目を瞑ったのを確認すると、そっと浅くキスをした。終わった……と離れようとした瞬間、オスマンに後頭部を押さえられコネシマは身動きが取れなくなった。
コネシマ
んんん!?ん!ん!……ん……んぁ……
 オスマンが舌をねじ込み深いキスをする。忽ちコネシマはとろんとした目になった。
コネシマ
ふっ……んん……
 気持ちよさに抵抗しなくなりオスマンになされるがままになる。
オスマン
ん……
コネシマ
んん……!?んぅ……ぁ……
 オスマンはキスをしながら弱い耳をそっと触る。
コネシマ
ぁ……んん……っ……
 喘ぎとも言える甘い声に他のみんなは目が奪われていた。
コネシマ
んぁ……!へ……?ショッピくん?
ショッピ
ちょっと長くないっすか。大体命令とちゃうことになってるし。
 沈黙を破ってコネシマをオスマンから引き剥がしたのはショッピくんだった。コネシマの肩を握りぐいっと自分の方に引っ張る。先輩として他の誰よりも特別に見ているショッピくんにはなされるがままになっているのが気に入らなかったらしい。
ショッピ
先輩も先輩っすよ。
コネシマ
え……なんかごめん……
オスマン
もー、ショッピくん、嫉妬は醜いで?
 引き剥がされたオスマンは特に気を止めることなく言葉を放つ。その言葉に少しムッとしてショッピくんは自分の元の場所に戻った。
鬱先生
ほ、ほな、続きやろか?
 少しギスった空気を戻すかのように大先生は王様ゲーム用の棒をみんなの前に出した。
                           「「「王様だーれだ!」」」










______________________________
なんだか作者の好みのせいでsypknみたいになっちゃいましたが、あくまでもkn総受けなので!少しsypkn要素が入っちゃったこと謝ります。すいません汗
次回で最終話になれるように頑張ってまとめます!

プリ小説オーディオドラマ