あーあ、すっごくだるいなぁ、図書委員。
クラスのジャンケンで負けて自分の右手をこれでもかと恨んだ4月から3ヶ月。
今週は図書委員の当番でお昼休みと業後は図書館に行かなければならない。
あーほんとにやだ。あそこ埃っぽいし。
それに…めっちゃ地味なやつと当番とか、つまんなすぎ。
昼休み、いつも一緒に食べてる友達に断りを入れて図書館へ向かう。
1回サボろうとしたんだけど、あれってちゃんと来てるか名簿に丸つけなきゃ行けなくて…
しかも事前に丸つけといてサボるとか出来ないように工夫されていて諦めた。
だが最近はいい場所を見つけた気がする。
トスっと柔らかいソファーに座る。
図書館の結構奥の方にあるこのソファーは多分生徒の殆どは知らないだろう。
手触り最高。硬さ最高。これ以上の寝心地の良さはない。
今日もお昼休みが終わるまでそこでうたた寝をする予定だった。
だが今日はどうやらその予定は叶わないらしい。
うわ、出たよ。
私とペアの図書委員。
名前は知らないけど、すごく地味でいつも1人で居るようなやつ。
当番のペアになった時最悪だって思ったんだよね。
最近は押し付けててコイツでラッキーって思ってたけど、バレた。
ジリジリとこちらに向かってくる地味男に思わず後ずさるがソファーに躓いてそのままソファーに倒れ込む。
くっそ、恨むソファー。
そのままソファーの上で私の上に跨ってくる地味男。
私の顎に手を添えて噛み付くようにキスしてくる地味男。
コイツ、調子にのんなよ!?地味男の癖に!
なんて暴れてやるけど跨られているのでどうしようも出来ない。
顎に添えられている手じゃない方の手で私の両手を掴み頭の上に持ち上げられる。
そう言うと、ゴソゴソと自分のポッケの中を探ってる。
何企んでんの?コイツ。
私に見せてきたのはまさかの遠隔操作バイブ。
カチッとリモコンを操作して震えているバイブを私のスカートの中に忍び込ませる。
わざとらしくイイトコロをずらしてくるコイツは地味男の癖してヤリ手のようだ。
最悪…!こんな奴に捕まるなんて…!!!!
しかし私の思考とは裏腹に腰は勝手に快楽を求め動いてしまう。
なんなのコイツ。
生理的な涙が勝手に流れてくる。
こんなヤツの前で泣いてたまるか。涙、止まれ、止まれ…
ちゅっ、と私の目尻にキスを落とすと、私の上から降りてソファーの横にしゃがみこむ。
スカートを捲り上げられ、ショーツを無理やり降ろされる。
そこにまだ震え続けているバイブを直接私のクリに押し付けてくる。
焦らされていたせいで急に来た快楽にビックリして体が仰け反って、快楽への震えが止まらない。
あと少しのところでバイブが離れて途端にくる疼きに耐える。
無理…イきたい…
頭が真っ白でただイクことだけを考えてしまう。
あれからどれだけ焦らされたか、何度イキそうになったのか数えていない。
ただひたすらに喘ぎ続けて、昼休みは終わったのか、はたまた学校は終わったのか、分からないくらい時間が経ったように感じる。
だがそんなことはもうどうでも良くて、私が考えていることはただ絶頂にのぼりつめることだけ。
こんなヤツの言いなりになんてなりたくない…
イきたい…気持ちよくなりたい。
思考が混ざりあって、もう何もかもがわからない。
バイブを止めながらズボンを下ろして、そそり勃っているヤツの自身が私のナカに侵入してくる。
馬鹿にされたくなくて、ふいっと顔を逸らす。
そう言うと、グッと深くまでヤツの自身がおくにあたった。
頭が真っ白で目の前がチカチカ光っている。
ヤッバイ何これ…
私の豆を潰すように転がしながらまるで何かを探すように腰を打ち付けてくる。
快楽の渦に呑まれながら必死にヤツの顔を見ると、ヤツも快楽の渦に呑み込まれるのを必死に堪えていた。
何その顔、可愛い…
謎の余裕が出てきてナカを締め付けたりしてみる。
すると、ヤツの目付きが変わったきがした。
その瞬間ごりゅっとヤツの自身がナカで暴れ、今までと比べ物にならないほどの快楽に包まれる。
獲物に真っ直ぐ食らいつくようにそこばかり集中的に攻め立ててくるヤツの顔はめちゃくちゃ可愛い顔をしている。
何このギャップ…地味男の癖に。
そう言うとヤツは先ほどまで私を刺激していたバイブを手に取り私の豆に押し付けた。
波に飲まれ腰が高く跳ね上がり絶頂に達する瞬間までのぼりつめる。
寸前のところで止められて、どうしようもなく体が疼く。
これから毎日当番が終わるまでこの関係は続いた。
図書委員、いいかも…
なんて、ね。
_END_
これだけ言わせてください。
キャラ崩壊したかも??ごめんなさぁぁい( ˙-˙ )
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。