第4話

凛の過去
262
2021/07/22 12:31
宮侑
宮侑
なぁ?俺らバレー部にホントのこと話したらどうや?
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
え?
宮侑
宮侑
昨日の会話聞いてしもうてな
「「「「???」」」」侑以外
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
…いいよ侑くん
話してあげる
角名倫太郎
角名倫太郎
!?いいの?凛
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
うん…聞かれてたんだったらもういいじゃんね?
角名倫太郎
角名倫太郎
それは…
私には蓮っていう弟が居たの
まだ私が中一の頃
蓮が生まれた
私は虐待されてた
小学校4年生からずっと
だから連は守ってあげないと
って思ってた
でもある日学校から帰ってきたら
過去の凛
過去の凛
…ただいま…蓮
過去の凛
過去の凛
蓮?
いつもだったらこっちにハイハイして迎えに来てくれるのにこの日は来なかった
なんでだろうと思って
連のところに行ったの
過去の凛
過去の凛
連?
そこには冷たくなった蓮が居た
すぐにわかったあの親が殺したんだって
だって
殴ったあと、首を絞めたあとがっあたんだもの
分かるに決まってんじゃん
過去の凛
過去の凛
警察…
すぐに警察に連絡した
もちろん親は言い訳できない
私にも蓮にも傷があったんだから
そこから親の指紋も検出されてる
もちろん母親と父親は捕まった
でも私は…1人になった
北信介
北信介
だからこっちに…兵庫に引っ越してきた
あの嫌な思い出…といい思い出がいっぱい詰まった宮城を抜けて来た
今は一人暮らし
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
それがホントのこと
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
隠しててごめんなさい
宮侑
宮侑
いや…無理に聞いてすまんかった
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
大丈夫だよ
宮侑
宮侑
でも…
侑くんは心配そうに見てた
なんでだろう?
宮治
宮治
なぁ凛
大丈夫やったら泣かへんよ、?
私は無意識に大粒の涙を流していた
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
…(´;ω;`)
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
弟がね…死んじゃってね…大切なね…グス大切なね…ものがね…人がね…グス…なくなってくのが怖いの…
ギュ
急にたくさんの温もりが私を包んだ
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
!?
北信介
北信介
すまんな…聞いてしもて…
宮治
宮治
大丈夫や…
宮侑
宮侑
俺らが守ったる…
稲荷崎皆
だから…
稲荷崎皆
俺たちを頼ってくれ…
青山凛(あおやまりん)
青山凛(あおやまりん)
はい…!
ありがとうございます^^*
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待ってもうこの物語終わりそう…
次回『合宿!?』

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