第9話

造り出された悪夢
554
2020/11/02 22:00
美華
美華
〔うぅ?ここはどこ?
暗い、寒い、怖い…!誰か、誰かいないの?〕
美華
美華
〔声が出ない…!〕
バタン
美華
美華
〔だっ誰!?〕
お母さん
お母さん
…………。
美華
美華
〔お、お母様!?
何を持ってるの?ほ、包丁!?〕
お母さん
お母さん
あなたなんて…あなたなんて消えてしまえば良いのに…!!
美華
美華
〔お、お母様!?なんでそんなこと言うの!?〕
お母さん
お母さん
死ね!くそが!
ザクッ!
美華
美華
〔い、痛い!斬りつけられた!?
血なら今まで注射器で採ってたのに!
なんで声も出ないの!?〕
お母さん
お母さん
お前みたいな出来損ないなんて産まなければ良かった!!ふざけるな!
美華
美華
〔それはこっちが言いたい!私だって産まれたくてこの家に産まれた訳じゃないのに!〕
美華
美華
〔あぁ…。あの人に会いたい…。
私のこの変な容姿も気にせずに優しくしてくれたあの人に抱き締められたい…。頭ナデナデされたい…。〕
美華
美華
ま、ふ、くん…。
ドサッ
???
み…ちゃ…ん!み…ちゃん!
みか…ちゃん!美華ちゃん!
美華
美華
〔誰?私を呼ぶのは…?でもこの声、安心する。〕
美華
美華
〔起きなきゃ、起きなくちゃ!誰かが私を呼んでる!〕
現実
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
美華ちゃん!
美華
美華
ハアッハァハァ
あれ?私……?
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
美華ちゃん!良かった!
美華
美華
えっ、まふくん?
美華
美華
ヒュッ〔怖い…!〕
やめて寄らないで!
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
えっ……。
そう、だよね。怖いよね…。ゴメンね怖がらせて…。
美華
美華
〔どうしてあなたがそんなに悲しい顔をするの?まるで大切なものを傷つけたような……。
そんな顔しないで…!〕
ギュッ
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
えっ?美華ちゃん!?
ナデナデ
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
あの…。
美華
美華
そんなに悲しい顔をしないで!
確かに怖かったけど私まふくんにそんな顔してほしくない!
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
ポロッ💧
美華
美華
どうしたの?大丈夫?
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
良かった…!
美華ちゃんが目覚めて良かった!
また僕の事まふくんって呼んでくれて良かった!
美華
美華
うん、心配かけてゴメンね😊
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
今日はもう寝てまた明日って事になったんだ。
美華
美華
そっか分かった、じゃあもう寝よ?
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
じゃあ……今日寒いから一緒に寝るww?
美華
美華
……。
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
あ、イヤじょうだ…
美華
美華
良いよ、一緒に寝よ?←上目遣い
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
(か、可愛すぎる!!
今日、寝付けないかも……。)
美華
美華
おやすみなさい😊
相川真冬(まふまふ)
相川真冬(まふまふ)
う、うん、おやすみなさい……。
皆の屋敷から少し離れた高い木の上にたたずむ一人の少女…。
???
私の造り出した夢はどうだった?
体が震え上がるくらい怖かったでしょ!ふふ!
でもこんなことで終わらせないわ!もっとあなたを苦しめなきゃ気がすまない!
あのときの復讐させてよ…。
ねぇ、し・ら・と・り・み・か・さん♪
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作者
作者
切ります!
いやぁ結構イチャイチャしましたね😅
最後の言葉の意味とは…!
次回でお会いしましょうおつcherry !
作者
作者
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