第6話

第5話 幻想郷の観光 ~紅魔館編 1 ~
86
2020/06/28 07:05
幻想入りした私は、幻想郷を観光することになった。最初は紅魔館こうまかん。どうやら吸血鬼の姉妹が住んでいるらしい。
博麗 霊夢
博麗 霊夢
紅魔館に関しては、魔理沙の方が詳しいと思うわ。
霊夢は紅魔館に向かいながら言った。今回は霊夢にかかえてもらって紅魔館に向かっている。どうやら、幻想郷のみんなは『能力』と言うのを持っているらしい。霊夢は『空を飛ぶ程度の能力』、そして、魔理沙は『魔法を扱う程度の能力』だそうだ。
霊夢は魔理沙の箒に乗った方がいいんじゃないか、と言ったが私は頑固拒否した。またあの時と同じことをされると思うと…冷や汗が止まらない。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
え?どうして?
博麗 霊夢
博麗 霊夢
だって魔理沙はよく紅魔館に来てるからね。
霊夢は苦笑いながら言った。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
あぁ、なんてったってここの図書館には腐るほどの魔導書があるんだぜ!
魔理沙は元気よく言った。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
あ、あはは…そうなんだ…
そう言うと、霊夢が高度を落とし始めた。どうやら、その紅魔館と言うところに着いたみたいだ。
博麗 霊夢
博麗 霊夢
さてと、ここが紅魔館よ。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
え…ここって…お城…?
私が見たのは…とても大きなお城だった。こんなところに住んでいるのなら、使用人などがたくさんいるのだろうか。どちらにせよ、不適切な態度を取らないようにと、私は気を引き締めた。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
よーし、それじゃあ中に入ろーぜ
そう言って魔理沙は先に行った。すると女の人が門の前に立っていた。
???
???
お待ちしておりました。ルナ様。
そう女の人は言った。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
え?
なぜ私の名前を知っているのだろうか。
博麗 霊夢
博麗 霊夢
レミリアの予言かしら?
???
???
はい、そうです。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
え、えっと…どう言うこと…なの?
私は聞いた。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
ここ、紅魔館の当主レミリアは予言みたいなことができるんだぜ。
そう魔理沙が答えた。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
それも、能力ってやつ?
博麗 霊夢
博麗 霊夢
えぇ、そうよ。
紅 美鈴
紅 美鈴
そういえば、自己紹介がまだでしたね。私は『紅美鈴ほんめいりん』と言います。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
美鈴さん…よろしくお願いします!
紅 美鈴
紅 美鈴
じゃあ、門を開けますね。中に入ったら咲夜さんが案内してくれると思うので。それと…魔理沙さん、くれぐれもパチュリー様の本を盗まないようにしてくださいね。
美鈴が門を開けながら言った。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
え?本を盗むって?
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
盗んでなんかないぜ。一生借りてるだけだぜ!
博麗 霊夢
博麗 霊夢
それを盗むって言うのよ…
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
そんなことは置いといて早く中に入ろうぜ。他にも回るとこあるんだろ?
そう言って魔理沙はズカズカの中に入っていった。
博麗 霊夢
博麗 霊夢
そんなことって…全く…。じゃあ、行こうかルナ
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
うん!

プリ小説オーディオドラマ