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2020/07/25

第10話

第9話 幻想郷の観光 ~ 紅魔館編 5~
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
じゃあ、試合スタート!
その掛け声とともに魔理沙は箒で上に飛んだ。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
えっそれずるくない…
そう言いながら、私は魔理沙と距離を取る。どんなスペカを使ってくるかわからない以上、全方向に気を配らなくてはいけないのはきつい。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
ありがとなルナ!『スペルカード発動!【恋符】マスタースパーク!』
距離を取ったのがまずかった。私が距離を取ったと同時に魔理沙はスペカを発動した。『マスタースパーク』は光線状の光のようなものだった。意外と攻撃範囲が広かったので、私は右腕にその攻撃を受けた。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
いっ…手加減してくれないんかい…
私はそう言葉を漏らすと、短剣を取り出した。これは咲夜さんから借りたものだ。なんの武器も持ってなかったので、咲夜さんの短剣を借りた。全部で11本。全部で10本あると思わせておき、タイミングの良いところで最後の一本を投げようと思っているのだが…
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
くっ…
私は一本短剣を魔理沙になげた。様子見だ。すると魔理沙は私が短剣を持っていたことについて、少し驚いていたようだが、涼しい顔で右に移動して短剣を避けていた。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
これは、咲夜の短剣か?
いつの間にか、魔理沙は私が投げた短剣を拾って手に持っていた。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
そうだよ…まぁ、魔理沙には効かないっぽいけどね…
そう言って今度は短剣を2本投げた。魔理沙は先ほどと同じように涼しい顔をして、右に移動して避けた。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
そんなに当てずっぽうに投げたって、あたりはしないぜ!『スペルカード発動!【彗星】ブレイジングスター!』
また魔理沙はスペカを打ってきた。今度は緑色の玉のようなものが飛んできた。多分これが霊夢たちが言っていた『弾幕』というのだろう。私は玉を見切って避けた。が、流石に素人には全部避けきれず、右肩に被弾した。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
うわっ!
魔理沙は手加減というものを知らないのだろうか…。そう思いつつ、私は目を瞑った。私は今見た魔理沙のスペカを鮮明に思い出した。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
スペルカードをコピー…完了…強化…完了…
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
ルナ?何をぶつぶつ言ってるんだぜ?
そう魔理沙が聞いてきた…が、私はスルーして、スペカ発動宣言をした。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
これで良いのかな…?『スペルカード発動!【強化】ブレイジングスター!』
私は恐る恐るスペカを発動した。うまくいくかはわからなかったからだ。結果、成功した。魔理沙と同じ緑色の弾幕が魔理沙を襲う。見た目はとても弱そうだが数が多い。まだ精密な弾幕の制御などはできないので、数でやった結果がこれだ。だが、魔理沙は慣れた手つきで私が放った弾幕を避けていく。そこで私は咲夜に借りた短剣を投げた。弾幕とは違い、光ったりもしないので、弾幕を避けることに集中していた魔理沙は、私が投げた短剣に気付けなかった。
結果、短剣は魔理沙の頬をかすめた。魔理沙は驚いた様子で自分の頬を触る。うっすらと血が滴っていた。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
よかった…当たった…
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
試合を終了するわ。
レミリアが言った。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
勝者は…ルナってことで良いかしら?
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
え?なんで私?
レミリアはなぜか私が勝者だと言った。私はただ短剣を魔理沙に投げただけだ。しかもその短剣は魔理沙に当たらず頬を掠めただけ。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
弾幕ごっこ素人がベテランの頬にかすり傷一つつけただけで十分よ。
ルナ・ドリーム
ルナ・ドリーム
そう…なのかな?