ソファでスマホをいじっていると
少し拗ねた顔でそう言ったジェシー
机にスマホを置いて、ベッドの上にいるジェシーの元へ
ベッドに近付いた途端
腕をぐいっと引っ張って
ジェシーの膝の上へ
そうイタズラに笑うジェシー
だけどその笑顔はすぐ消えて
私の頬に手を添えて、どんどん近づいてくる
目を瞑って彼からのキスを待つ
鼻と鼻が触れる距離にいるのに
中々キスをしてくれないジェシー
キスを焦らされてる間に服の裾から
ジェシーの手がスーッと入ってきて
お腹あたりをなぞったり
その手が背中に回って背中をなぞったり撫でたり
どこから見つけたのかジェシーはチョコを取り出した
そのチョコを食べるとジェシーは一言
そうだ、ジェシーは甘いのが苦手なんだ
そんなことを考えてると
いきなり甘く深いキスが降ってきた
ジェシーのチョコが私の口へ
チョコが溶けながらどんどん深くなるキス
苦しくなって、胸を叩くとジェシーの唇が離れる
ジェシーに抱き締めてもらうと
サラサラの金髪が頬を掠める
大好きな彼とチョコより甘い時間
Topaz様リクエスト ありがとうございました!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!