「 『せーのっ!』 」
伊藤「えっ!?」
『あ、、』
アリーナ1列目当たってしまった、、
嬉しい、嬉しいよ?
でもさ、私今日北斗くんに言ってないんだよ!!!!!!
ゆめとケーキバイキング行くって言ってあんのに、、
え、なんて言う?どーしよ、←
伊藤「え、嘘、、初めてなんだけど、やば!!!!」
『え、嬉しいけどやばい、!』
伊藤「ちょっ、あなた!とりあえず中入ろ!!!!」
『え、あ、うん!』
松村side
森本「もうすげー入ってたよ!!」
京本「俺後から見に行ってこよー」
『俺見に行ってくる』
田中「あ、じゃあ俺も行こ」
最近ライブの準備の関係であんまあなたに会ってなくて、
今日も連絡しよっかなって思ったけど朝はやすぎるし、
連絡できなかった、あー会いたい。
田中「あなたちゃん呼んでねーの?」
『おう、ここ札幌だよ?遠すぎて危ないだろ』
田中「あー、そっか。」
『めっちゃ人いんじゃん』
田中「うわーすげーなこれ。みんな俺らのファンだべ」
『うわ、緊張してきた』
田中「なんでだよ笑、、、あれ、」
『ん?』
田中「1列目見てみ」
『なんで笑 え、あなた!?!』
田中「待ってwwwwあなたちゃん可愛いwwwww
札幌まで来てんじゃんwwwwwwww」
『いやいや、え、なんでいんの!?
危ないじゃん!え!?嘘、まじか。』
田中「良かったな、頑張れんじゃん」
『え、そーだけどさ、え、嘘。』
田中「俺あなたちゃんにアピールしよっと。」
『は?え、ダメだよ?何言ってんの?』
田中「あなたちゃん俺の事いつ好きになってくるかな〜」
『いや、させないからな?
あなたの方一切向くんじゃねーぞ?』
田中「むりだよそれ笑」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。