この人、あなたと同じ大学院に通うひとつ上の先輩だったらしい。
学部が同じで、ずっとあなたの事目に着けてたとか。
俺は病院に運ばれて1日病院で安静にって。
それにしても、さっきからあなた喋んないんだよな〜笑
「 『 …………… 』 」
『あなた?どーしt』
ぎゅっ
山本「北斗くんっ、、ごめんなさいっ、
私、、怖かった、。死ぬんじゃないかって、
北斗くんを、、こんな目に、合わせ、た、の、っ、
私のせい、、ごめんね、、っ。」
『泣かないでいいんだよ?笑』
山本「っ、グス
ごめん、な、さいっ、、」
『あなたが無事で俺は嬉しいんだから笑
どこも怪我してない?』
山本「っ、、う、うん。」
『…………怪我してるよね、』
山本「し、してないよ、」
『嘘じゃん、あなた俺と目合わせてくんないもん』
山本「っ、ごめんっ、、」
『だから謝んなくていいんだよ?笑
どこ怪我したか教えて?』
山本「お腹、、腕、首、。」
『見せてくれる?』
山本「っ、うん。」
切り傷とか青あざできてたり、所々腫れてる、、
『っ、あいつ殺せばよかった、』
山本「だめだよ、!私は大丈夫だからっ、。
北斗くん、、アイドルなのに、。」
『大丈夫よ、俺治んの早いからさ』
山本「絶対うそじゃん、、」
『ほんとほんと、俺1日あれば余裕だからさ笑』
山本「私30秒だもん、!!!」
『いや早すぎな?笑』
山本「んへへ笑」
俺の心配ばっかして自分のことを後回しにするあなた。
笑ってるけどずっと腕抑えてるからいたいんだろなって。
そんなことを考えてると廊下から走ってくる人の音が聞こえてきた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。